◆びっくりして~。◆ごめん、ごめん。
今、お墓って
建てる人、おらんのちゃうの?
◆私、ここで店番してるだけなん
で。
そんなに…。
◆内容は、わからんのか。
◆はい。
加古川のショールームのほうに
お店があって。
そっちのショールームのほうに行
っていただいて…。
◆そう?
おもろいのかいな?
◆おもしろいんです。
社長も変わってますし、
従業員みんなおもしろい、個性の…。
◆おもしろいんか、おかしいんか。
行ってきますわ。言うておいてくれる?電話で。
ほな行ってくるわ。
◆はい。
◆ほな、電話だけしといてや。
これや。
デカっ!
うそやろ!?
すいません、関西テレビの。
お電話いただきました?◆いえ…。
◆してないんかいな!
しといてくれと言うたのに。
支店というか、販売所があって、
そこに行ったら本店のほうに行ってくれと言われて。
全然連絡…。
◆ちょっと待ってくださいね。
◆すいません。
◆こんにちは。
関西テレビの…。
社長さん?
◆はい、そうです。
◆入らせてもうていいですか。
これね、お墓、
次男坊やから、お墓、ないんですよ。
例えば、こんなんでええねん。
◆そういうやつが今はやってます。
◆はやってんの?
これ、昔なんかと違うでしょう。
◆でもこれ、お墓やんか。
◆そう、お墓。
◆いいでしょう。
◆このごろ、
鳴るやつもありますやん。
とんでとんで言うかもわからないですよ。
◆言うてるわけちゃうねん。
うとうてるねんで。
とんでとんで言うてるけど。
◆僕ね、若いころ、衝撃でしたよ、円さんが出てきて。
そこで円さん。
これ、ちょっと違うじゃないですか。
ほかの格好ええのと違って、
◆何が言いたいねん!
◆すごいなと思って…。
プレハブ1つで「お墓の山石」を開業。
24年目を迎えた現在、
加古川市営墓地で、
13年連続建墓実績
ナンバー1を誇る
石材店にまで成長しました。
山本さんの快進撃が始まったのは、
ある出来事が
キッカケなんだそうですが…
◆営業したら、
ほかの人に
一生懸命、気持ちを伝えるから
負けへんと思ってたんですよ。よその会社の
まだ研修社員ですよ。
入って2~3カ月の子に
僕、お客さんとられてね、
そこのお母さんにね、ごめんね、お兄ちゃん言うて、
向こうの会社、テレビでコマーシ
ャルしてるから、
お父ちゃんが向こうでせえ言うね
んと。
テレビの力ってむちゃむちゃ強い
んやと思って、ほんで、テレビの
コマーシャルコマーシャルちょっ
とだけ。
◆今やってるの?
◆今もやってるんですけど。
11月の初めごろにこの番組にも
間にもちょろちょろ流れておりま
した。
◆えっ、「よ~いドン!」で?
5~6回ですけど。
◆俺なんか、
ええ加減やな。
オンエアだけでコマーシャル。
◆やっぱり、コマーシャルは見と
かなあきませんよね。
◆ですよね。
◆メディアをうまく利用することの
重要性に気がついた山本さんは、