これまでも、
観光客が餌やり中にかまれ、
けがをするケースが相次ぎ、
シカせんべいの売店などには、
注意を促す看板を設置しています。
しかし消防によるとことし１０月
と１１月、奈良公園周辺で、
シカが関係する救急車の出動事案
のうち、
かまれてけがをしたという人はほ
とんどいませんでした。
病院に搬送された人のほとんどは、
シカに突進されるなどの接触が原因でけがをしていたのです。
大阪府内に住む町原さん親子も、

奏拓ちゃんが１歳３か月だったことし５月、シカに突進されました。
＞＞子どもおったんで、
一応警戒はずっとしとったんですけど、
シカ自体があまり近寄ってこうへ
んくて、大丈夫かなと思ってて。
＞＞しかし、


奏拓ちゃんがシカに餌をあげて喜んでいたそのとき。
＞＞おっ！
＞＞奏拓ちゃんは、
オスのシカに頭突きされる形で転
倒しましたが、
幸いけがはありませんでした。
＞＞考えられる原因なんて浮かびますか？
＞＞興奮したからかなと思います
けど、子どもがね。それにびっく
りして突進してきたんかな？みた
いな。
＞＞奈良公園では、シカ相談室の
スタッフらが、観光客に注意を促
しています。
＞＞８月の末、
９月の声聞いたぐらいから、大体
年内いっぱいぐらいが、
オスジカはどうしても発情期で、
そういった気が荒くなっているシーズンっていうことになります。
なにかこう、ちょこちょこって動
いたり、
急な動作をしたりとかいうふうな
ことで、シカが怖いと思ったとき
に、どーんと来ることがたまにあ
ります。
＞＞シカも人に敏感になるあまり、
急に突進するなどの行動に出ることもあるといいます。
特にこの時期は、発情期のため、
注意が必要だといいます。＞＞皆さん、
よく奈良公園はシカが放し飼いに

されているということを言われる
方がおられますけれども、放し飼
いではなく、野生の動物がただこ
こにいてるだけなんですね。
決してシカはおとなしく優しいだ
けの面じゃなしに、
野生の動物であるという本能で動いてる部分もあるということを、
まず十分ご認識いただきたいと思
います。
＞＞ちょっとあまりにも衝撃的な
映像なんですけれども、
本当に何もしてなくても、
あの小さいお子さんに向かって急に突進してくることってあるんで
すね。
＞＞怖いですね。だから、
発情期にああいうふうになるんだ
ったら、
なんかその時期だけでもいいから、
なんとかならないのかなとか思ったりもしますけどね。
＞＞ただ、この野生のシカと触れ
合えるのが、
奈良公園の魅力でもあるわけなん
ですが、
この奈良公園のシカ相談室により
ますと、こちらです。
シカとの接し方、餌を買ったらす
ぐに与える。
そして、
指をかまれるおそれがあるのでシカせんべいは割らずに与えてくだ
さい。

そして焼き芋など、食べ歩きをし
ない。
そして、シカにとってオオカミが
天敵なんだそうです。
ほえられると攻撃するおそれもあ
るので、犬を連れていくときには、
シカの多い所では抱っこしてあげ
るようにしてください。
そして、このシカにストレスを与
えると、
ほかの観光客に危害が及ぶこともあるということは、
自分を守るだけではなくて、やっ
ぱりみんなで、伊藤さん、
守っていかないと。
＞＞特にお子さんは、ちょうど本
当、
シカの目線の先に、
高さがちょうど合ってしまうので、
そこで例えば喜んでけたけたって笑っただけでも、
向こうはちょっと、敵対心を燃や