＜別の日のデート被害者・良野さんには＞
＜カツカツで
金がないと言っていたが＞
＜入ったのは　すし屋＞
＜その店で一番高いランチセットを注文＞
＜この日も
昼間からビールを飲み＞
＜すしを
たらふく食べていた＞
＜彼女と別れると　黒藪は


スマホをいじりだした＞
＜公衆電話からしか
連絡をしないのは＞
＜連絡先を知られたくないからか＞
＜そして　ついに＞
[外:68FC649B4A57A6103A25DC678FCEC9F4]何か入ってる　何か取り出した

＜何と　駅の[外:6F03A512FAAD6B4DC4B66DA4818CF6EB]＞
＜後を追うと＞
＜コインロッカーから取り出した通帳で＞
＜ＡＴＭを操作していた＞
＜隠し口座なのか＞
＜被害者から　ダマし取った金が
ため込まれているのかもしれない＞
＜調査の結果　金がないというのは＞
＜真っ赤なウソと判明した＞
＜一方　貯金のほぼ全額を＞
＜貸してしまった良野さんは朝４時から夜まで働きづめ＞
＜妻・さと子さんも
食費を切り詰める生活＞
＜娘に新しい
おもちゃも買ってあげられない＞
＜古い　お人形で
毎日遊んでいるという＞
それを娘に
もう汚いんですけど　だいぶ
＜愛する娘のためにも
泣き寝入りはしない＞
＜[外:C06A278CFFC82DDC67709E5E9577F148]した＞
あのね[外:6F03A512FAAD6B4DC4B66DA4818CF6EB]
[外:C06A278CFFC82DDC67709E5E9577F148]なんです

そうですね
その　人として[外:6F03A512FAAD6B4DC4B66DA4818CF6EB]
[外:C06A278CFFC82DDC67709E5E9577F148]わけじゃない？
そういうことで　ウソをついて
それで　人のお金をダマし取って
もう　その時点で
もう腹が立ったけど
そうですね
う～ん
＜１１月１５日＞
＜小倉は　自らの　がんの手術を＞
＜２週間後に控えた日＞
＜ある人に会いに行った＞
＜被害者の妻＞
はい　ありがとうございます
お座りください　どうぞ
はい　失礼します
はい
私も何回か被災地　行きましたけど
やっぱり[外:6F03A512FAAD6B4DC4B66DA4818CF6EB]
[外:C06A278CFFC82DDC67709E5E9577F148]じゃないですか
やっぱ[外:6F03A512FAAD6B4DC4B66DA4818CF6EB]
[外:C06A278CFFC82DDC67709E5E9577F148]してもらうんですが
ホントに　もう[外:6F03A512FAAD6B4DC4B66DA4818CF6EB]
はい　ありがとうございます
ありがとうございますもう　いつも朝　見てます
＜[外:68A5D3A27B73B1E679216A6A6437B4DB]当日＞
＜池田弁護士＞
＜そして　被害者夫婦が＞
＜対決の場へ向かった＞

＜前夜から調査員が[外:6F03A512FAAD6B4DC4B66DA4818CF6EB]＞
＜サギ師・黒藪は自宅にいる＞
＜池田弁護士と被害者・良野さんが[外:6F03A512FAAD6B4DC4B66DA4818CF6EB]＞
＜長期の張り込みで＞
＜黒藪の行動ルートを知り尽くす調査員と合流＞
＜声かけの場所を確認する＞
＜直撃の場所と決めたのは＞
＜この路地＞
＜黒藪が玄関を出たら＞
＜自宅監視班が無線連絡＞
＜良野さんと池田弁護士は＞
＜付近で待機＞
＜角を曲がった時点で＞
＜路地監視班が
合図を出し直撃する＞
＜仕事いちずの良野さん＞
＜今日は会社を休んで　やってきた＞
＜今日こそは[外:6F03A512FAAD6B4DC4B66DA4818CF6EB]＞
＜良野さんの並々ならぬ覚悟を＞
＜池田弁護士は感じていた＞
＜もう一台の車両には妻の　さと子さんが待機＞
＜優しさを振り捨て＞
＜対決を決めた夫を支えるためにきた＞
＜だが　配置についた直後＞
＜黒藪が普段より２時間も早く自宅を出たのだ＞
＜急いで路地へ向かう＞
＜予期せぬ状況にも良野さんは冷静だった＞
＜静かな足取りで向かい＞
＜路地監視班の合図を待つ＞
[外:68FC649B4A57A6103A25DC678FCEC9F4]Ｕターン　Ｕターンして戻ってます