(渡部)叩くの?
(稲葉さん)こういうふうに…。
(澤部・渡部)へえ~。
(稲葉さん)すると 割れて…
あんまり強く…。
こう割れるじゃん ほら。
優しくね。
(渡部)ホントだ ホントだ。
割れて殻から出てきた。
(稲葉さん)殻から出てくるんで。
(澤部)あ~ ホントだ。
自分たちで育てた小豆を使って
あんこを作ります。
…と その前に
まずはお餅の仕込みをします。
じゃあ 早速 お餅 作りましょう。
はい! よいしょ!
これは もち米ですね。
はい。
これ ひと晩
水に浸してある状態ですね。
〈もち米は 蒸す前に
ひと晩 水に浸しておきます〉
〈時間をかけて しっかりと中まで
水分を含ませておかないと→
蒸しても
表面だけが のり状になって→
芯が残ってしまうんです〉
これを ここに入れて…。
(彰子さん)せいろに入れます。
これをかまどで…。(彰子さん)平らにします 平ら。
なるべく熱が 同じにいかないと
いけないので…。
ギュッて押さないで
優しく平らにして…。
それで こうやって覆います
これで。
(澤部)布で…。
(彰子さん)うん。
そして このせいろを…。
抜けちゃうから…。抜けちゃうからね。
よっしゃ 行こう 行こう 行こう。
(澤部)かまど!
300年続く農家にある
かまどで蒸します。
(澤部)新年1発目の…。
あっ 出ましたね。
(渡部)初かまど!
2019初かまどですね。よっしゃ 火 つけよう。
オーケー。
(澤部)あら 素晴らしい。
じゃあ これ 面倒見とくから。
よろしく!
では ここから
自分たちで育てた小豆を使って→
あんこを作ります。
あんこ!はい じゃあ 去年やったからね。
やったよね! 覚えてる 覚えてる。
まず…。ホント? 覚えてる?
ホント 覚えてる?
いや…。
手順は覚えてないけどね。
手順は覚えてない。
これをここに…。
あっ これをこっち…。
ほら もう
いきなり間違えてる…。
(彰子さん)で お水を入れて…。
(澤部)水入れて…。
(彰子さん)かぶるぐらい。
もうちょっとか。もうちょっとだ。
(渡部)これって なんか…
アク抜き的なやつでしたっけ?
そうです。 よく覚えてますね。
2回アク抜きするんです。
(渡部)アク抜き。 なんか
言い方ありませんでした?
アク抜きじゃなくて。
なんでしたっけ。
渋切り!
渋切り。
〈アクや渋みを抜くための作業が
渋切り〉
〈水から小豆を茹で
沸騰したら 湯切りをします〉
〈こうする事で
アクや渋みの成分が→
水に溶け出します〉
〈これを 数回繰り返すと美味しく仕上がるんです〉
これで? また戻していい?
これで戻して…。
で また お水入れて…。
おっ 3回目。
(彰子さん)これは どんどん
やわらかくなるまで…。
(渡部)これも煮ちゃう?
これは 次は。
40分ぐらい煮たらいいかなと
思いますけど。
さあ 開けてみますね。