>>海草や。>>こんな感じなんですね。
ここで今、海水でのりを洗いまし
て、
次は?
>>洗ったあとは、今度はごみを
取ります。
ごみを取っていくんですけど、こ
の機械をちょっと見てもらったら。
>>ぐるぐるなんか回ってますね、円盤みたいなのがね。
これね、見てる人、
分かるかな、この回っている所の、この境目、線ありますよね。
ここにね、
のりが吸い込まれていっているんですよ、掃除機みたいに。
今、
商品にするのりは吸い込んでいって、余分な、
なんかついてるごみとか。
>>ごみとかのりじゃないエビとか、そういったものを、ここで除
去しています。
>>なるほど。
で、
吸われたのりが今度、
どこ行ったかというと、次の機械
ですね。
>>こちらになります。
>>ここからどんどんどんどんの
りが今、すごい出てきてますね。
>>ここで細かく裁断。
>>細かく裁断、切られてると。
うわっ、出てきた。
>>さっき長かったのりがこれぐ
らい細かく。
>>うわっ、細かい。これが切ら
れた状態ですか?
細かく切って、後ろで、今度、
海水を排除する作業をしてるんですけれども、
この工程、
めちゃくちゃ大切なんです。
細かく切って海水を取り除くと。
それをしないと、
しわしわで穴が開いたのりになっ
ちゃうんです。
それをすると、このような、
ぴーんと張ったのりが出来るんです。
こののり、今、
加工してるところなんですけれども、海でね、
取ってくるのは早朝になります。
実は私、
行ってまいりました。
VTRご覧ください。
海よー、
俺のうーみよー。あっ、見えてきましたね。
明石海峡大橋です。
工場からおよそ5分。
須磨のりが養殖されている場所に
到着。
辺り一面、
なんにもないように見えるんですが。
のりは水中に張られた網で養殖さ
れています。
ことし、
気温が高めで水温もちょっと高いので、少し成長が遅れているそう
ですが、品質はいいそうですよ。
収穫します。
独特なやり方です。
どうやってやるんですか?>>こっち、
見てください。
この船で刈り取ります。>>おー!
網を船の上に持ち上げ、
頭上のカッターでのりを刈り取っていきます。
通称、潜り船といいます。
今回特別に、
僕もこの船に乗せてもらいました。
すごいわ。なるほど。
のりが、
次々と。
わー、
刈られてる、
刈られてる。
なんやこれ。
すごいぞ。
おー、
大量や。
のりの大雨や。
ちょっと食べてみましょうか。
うまい。
あっ、これね、
なんでしょう、のりの刺身という感じですか。
こうして収穫されたのりは工場へ
運ばれ、
漁師さんの手でほぼ24時間以内
に加工されるというわけです。
さあそして、
加工の続きです。あぶね。
>>大丈夫ですか。
>>こちらの機械で見てください。ちょっとね、赤っぽいんですよね、
のりがね。
真水を混ぜてます。
実は見てください、
もうこの下は、
もう僕らのなじみのあるのりの形