混雑が予想される来月は8200円、
3月の春休みシーズンは8700
円と、
従来より高い料金が適用されると
いうことです。
価格変動制の導入は、日本の大手
テーマパークでは初の試みで、
USJは混雑を分散させ、
来場者の満足度低下を防ぎたい考えです。
特集です。
大阪に本社がある大手回転ずしチェーンが、きのう、
希少な高級魚を使ったすしの発売
を始めました。
独自の企業努力で誕生した、
すしの舞台裏を追いました。
>>きのう、
全国の店舗で発売が始まった、
日本人が大好きなある高級魚のお
すし。
>>おいしいですよ。
>>食感が全然違いますね。
>>多くの客たちの舌をうならせ
る高級魚には、
業界トップを走る大手回転すしチ
ェーン、スシローのさまざまな企
業努力がありました。
その舞台となるのが、
京都府与謝郡伊根町。
丹後半島の北に位置するこの町は、
古くから漁業が盛んで、
舟屋と呼ばれる住居が並ぶ風景は、
国の重要伝統的建造物群の保存地
区にも選ばれています。
去年12月、
伊根の港にいたのは、
スシロー商品企画部の岡本バイヤ
ーです。
>>ちょっとあの、沖合に生けす
があるんですけど、
年明けにおいしい企画を考えてい
るんですけども、それのちょっと
確認というか。
>>岡本バイヤーが話す、
高級魚を使ったおいしい企画とは。
伊根漁港から船で沖合に出ること、およそ10分。
生けすに到着しました。
すると、
大きな魚の姿が。
>>マグロの王様、
本マグロです。
>>バイヤーが目を光らせる先にいたのは、生きのいい、本マグロ
です。
>>基本的には日本海側で取ったものになりますね。
なので、
ゆくゆくは大間のマグロになるやつです。
>>青森県津軽海峡付近の大間で
水揚げされる本マグロは、
大間マグロのブランドで高値で取
り引きされます。
ことしの豊洲市場の初競りでは、
ご祝儀相場もあり、
278キロの本マグロに超破格、
3億3000万円の値がつきました。
この生けすの中には、
大間産になっていたかもしれない、
日本海で生け捕りされた本マグロ
がいるのです。
>>伊根という所は、
この日本で唯一、
短期の養殖をされてるので、天然
のお魚の味っていうものがしっか
り残ってるんですよね。天然の味
ももちろんありながら、脂もある
という、
このバランスが非常にいいマグロで。
>>岡本バイヤーがこだわる短期
養殖マグロとは、
日本海で生きたままマグロを捕獲
し、
半年ほどの短期間だけ、
人の手で餌を与え、
養殖したマグロのこと。
これまでの養殖マグロといえば、
近畿大学の卵からふ化させ育て上
げる、
完全養殖のマグロが有名ですが、
伊根マグロは天然の味わいと、
養殖魚のよさの両方を兼ね備える、
唯一無二の本マグロとして注目されているのです。
その品質を作り上げる秘策は、餌
へのこだわりだと、
養殖担当者は話します。
>>今、
このサバをメインにやってます。
サバが一番栄養バランスがよくて、
マグロに適している。
>>天然マグロは、その魚の個体によって、
大きさや脂の乗りが異なるため、
栄養価の高いサバをより多く与えることで、身質を改善。
また、