か、自分の家族を考えたりとか、
そしてこれから自分が家族を持つ
となったときに、
そのへんから、
ちょっとずつ受け入れたというか、
自分の人生の一部になってきたの
かな、
震災があったことっていうことが。
いろんなつらいこともあったり、
逆に楽しいこともあったりすると
思うんですけど、
その中で、
やっぱり自分がどう生きていくかっていうところだと思うので。
>>震災は一瞬にして、
多くの大切なものを奪いました。そして、
多くの人の人生が大きく変えられ
てしまったんですよね、奥野さん。
>>そうですね、苦しかったし、
つらかったし、
悩まれて、
ずっとここまでこられて、だけれども、
やっぱりお母さん、
家族っていうものをちゃんと自分で見つめ直したときに、そういう
努力をされたときに、
母に愛されていたっていうことが、
やっぱり今の彼を立ち上がらせて
いるというか、やっぱりそういう、
家族の愛情って、
すっごい大事なんだなって改めて感じましたし、本当、
強く生きてらっしゃるなって思い
ます。
>>もちろん、時間だけではない
んですけれども、
24年という時間をかけて、辛坊
さん、
少しずつ受け入れて、こうやって
前を向いて、
ふんばっていらっしゃる方も多く
いらっしゃると思います。
>>24年も、震災のニュースを
伝えるときに、
亡くなった方が何人、
倒れた家が何軒って、そういう数字でお伝えするんですが、
その一つ一つの数字の向こうにあ
るものというのをね、
本当に忘れちゃいけないと思いま
す。
>>そうですね。
1月17日、あの日からもうすぐ
24年です。
では続いて、
ノゾキミ。
大舞台を目指して。
>>世界トップレベルの選手たち
がひしめき合う、
日本の女子フィギュアスケート界。
その中で、素質を認められながら
も、
大舞台で表彰台に上がれていない選手がいます。
高校2年生、17歳の女性をノゾ
キミしました。
>>多くの観客が見守る中、
たった一人でリンクに立ち、
緊張と戦いながら演技を披露する、
フィギュアスケート。
彼女が今回の主役、
白岩優奈17歳。
持ち前のスピード感あふれる演技
を武器に、
彼女はこの大会で優勝した。
地方の大会なら、
彼女が表彰台に上がることは珍し
くない。
>>当然といえば、
当然なのかもしれないですけど。>>そういう彼女が目指している
のは。
>>オリンピックで金メダルです。
>>しかし。
>>日本の女子はね、
もう、
世界で戦うよりも大変というぐらい、
ひしめき合ってますでしょ。
>>ピョンチャンオリンピックで4位入賞した宮原知子選手を筆頭
に、
頭角を現す選手が次々に登場。
まさに戦国時代だ。
同世代の選手が世界の大舞台で表彰台に上がる中、
白岩はまだ結果を出せていない。
>>もう1キロは痩せてほしいなとは思うんだけども。
>>集中がどこかでふっと途切れ
る。
>>意識改革をもうちょっと期待
していますが。
>>トップアスリートたちがしの
ぎを削る、
日本女子フィギュアスケート界。
世界の大舞台を目指してもがき続ける17歳のリアルな日常をノゾ
キミ、ノゾキミ。
近年、
スポーツに力を入れている京都両