生字幕放送です。一部、字幕で表現しきれない場合があります。
沢田石≫オーストラリア
メルボルンです。
日が落ちて
日中の真夏の暑さが去りました。
吹く風が心地よく
感じられるようになりました。
全豪オープンテニス２０１９。
セカンドウィークに入った全豪オープンは大会１０日目。
男女シングルスは
準々決勝が終わって
今日でベスト４が出そろいました。
センターコートロッド・レーバー・アリーナ前の
特設スタジオには
解説、デビスカップ元日本代表の
辻野隆三さんです。
辻野さん、先ほどまでこのセンターコートで
錦織とジョコビッチの試合が
行われていましたが
錦織が第２セット途中棄権で
ベスト４進出はなりませんでした。
辻野≫残念なんですけどもね。
試合前の練習では
そういったそぶりは
見えなかったんですけれども。
やはり、試合が始まってみると
序盤に少しそういったところが
あったかなと思いました。
沢田石≫第１セットジョコビッチの６－１
第２セット
ジョコビッチの４－１
第５ゲームが終わったところで
錦織が途中棄権。
この試合振り返っていきます。
第１セット、スライスやネットへの展開などを見せた
錦織でしたが、動きは
やはり違いましたか？
辻野≫２ゲーム目
自分のサービスゲームを
いきなり落としてしまうんですが。
いろんなことを試してはいたんですが
やはり少し
終わってみると序盤から
何か、気になることが
あったのかなという気はします。
沢田石≫第１セット
錦織は最初のサービスゲームを
まず、落としまして
そのあとジョコビッチが
ブレーク、２つ。
第１セットは６－１で
ジョコビッチが取りました。
そして、この第１セットの終了後
錦織が
右の太ももを押さえまして
メディカルタイムアウトを
とります。
そのまま第２セットに入りますが
やはりプレーの質は戻ってこなかった。
辻野≫１つはやはりフォアハンド
軸足となる右足ですけれども
その部分と、サービスですね。
痛みが少し出ていたというのは感じました。
沢田石≫ダブルフォールト
３つもありましたが
やはり、そういった影響は
あったでしょうかね。
辻野≫やはり、どうしても
踏ん張る足ですからね。
影響があったかもしれません。
沢田石≫第１セットよりも早めの展開を仕掛けていた
錦織でしたが
第２セット、ジョコビッチが４－１というところで
第５ゲーム終わったところで
錦織が棄権となりました。
全豪オープンは準々決勝
ベスト８で姿を消すという形になりました。
全豪オープン、自身初の
ベスト４進出をかけた
戦いでしたが
残念ながら果たすことは
できませんでした。
今大会のここまでの錦織の戦いを振り返っていきますと
３試合でフルセットがありました。
１０ポイント。今大会から導入された
１０点先取のタイブレークも
２度制して
勝ち上がった
ベスト８の舞台だったんですが
振り返って、いかがですかね？
辻野≫やはり、１週目にだいぶ体力を消耗しましたから
やはりグランドスラムの
２週間の戦い方というのは改めて厳しいんだなと
感じましたけれども。
沢田石≫前の試合は５時間５分の熱戦もありました。
錦織、２０１９年の
今年の全豪の戦い
ベスト８で戦いを終えました。
この時間は予定を変更しまして
午前中に行われた