2019/01/30(水) 19:30〜20:15 ガッテン!「医療の常識が大逆転!患者1330万人“腎臓病”治療革命」[解][字]
悪化していません。
しかし 今の状態を維持するために→
さまざまな制限をしなければならないんです。
まず気をつけなければ
ならないのは 塩分。
血圧を上げる塩分のとり過ぎは御法度。
同じ年頃の男性がとっている量の半分程度に抑えます。
確かに みそ汁もかなり薄そう。
更に ご飯も要注意。
只野さんは 病気になる前の
3分の2ほどに控えています。
食べ過ぎによって太ってしまうと
腎臓の負担になるからです。
そして たんぱく質も
制限されます。
この日の只野さんの
晩ご飯は 野菜が中心。
たんぱく質は 目玉焼きと
魚の水煮のみ。
もちろん 味付けはなしです。
一番つらいのは子どもの頃から大好物だった→
漬物が食べられないことなんだそうです。
え~ 大変だ。
明るく しゃべって下さいましたけど…
(大島)大変です。(麻木)奥様が すごいそれでも→
いろんな品数を たくさんそろえて
できるだけ目で見て満足するように→
頑張っておられるなと思って。
涙ぐましい努力をね ご夫婦で→
頑張ってらっしゃるなと
思いましたけどね。
只野さんのような慢性腎臓病に
かかっている人が 現在1,330万人。
進行すると人工透析を
受けなければいけなくなるんですが→
今現在 既にそうなってる人が33万人と。
(ゲスト一同)えぇ~。
なるまでは。
そして 下に書いてありましたように…
人工透析って分かります?
聞いたことありますけど 具体的には…。
人工透析とは どういうものか
ご覧頂きます。
人工透析の様子です。
腕の血管に刺した管を通して血液を人工透析器に取り込みます。
そして 特殊なフィルターで
老廃物を取り除きます。
一般的に…
ほんとに大変なことだそうですよ。
ですから ずっと症状があらわれずに→
気がつかないことが多い腎臓病ですけど→
悪化して 悪化して ある時→
「もう あなたは人工透析を受けないとダメですよ」と言われてしまう。
(ゲスト一同)えぇ~!
だから先ほど苦しんでらっしゃいました→
慢性腎臓病の方々には
生活に制限があります。
食事制限。 これは もう
ご覧になりましたよね。
今 「など」と書いてありますけど→
ものすごい細かい制限なんですよね。
塩分は 普通の人の半分程度です。
それから たんぱく質もとり過ぎてはいけない。
大事なものとか 必要なものとか
本来 健康であれば→
当然とらなきゃいけないものを
ものすごい制限される。
更に 食事以外の生活にも
制限が加えられるんです。
何だと思いますか? 生活制限。
生活の中で あれしちゃいけないと言われてきたもの。
あっ すばらしいですね。
よくご存じですね。
(大島)運動しちゃダメなんですか?
はい。
(大島)ダメなんだ!
運動しちゃダメ。
(大島)えぇ~! これも健康のね一環で→
「ガッテン!」でもよく勧めてますよね 運動は。
「ガッテン!」でも 2007年には→
腎臓病の方にとっては 運動はリスクになりますというふうにお伝えしています。
そっか 「腎臓病の方には…」か。
それでは なぜ腎臓病はここまで たくさんの制限が必要なのか。
模型の登場です。 どうぞ。
腎臓を思いっきり大きく模型にしました。
そうです。
(大島 麻木)えっ!?(チャンカワイ)うそ!
ほんとです。
(大島)ほんとに!?
じゃあ タコ見せてもらいましょう。
タコ。
では お見せしましょう。
腎臓のタコ こちらです。
腎臓は この辺りにあります。
そして その中へグーッと入ってみるとそこには…→
細~い管が クネクネ クネクネ クネクネ クネクネ!
その中には丸いボール状のものもあります。
このボール状の中を 更に見てみると
このように見えてきます。
このクネクネしている一本一本が