欲しいものとかさ。
<柔軟剤を使い
タバコも吸う娘>
<家の中と外での
会話になりました>
(
秀子さん) ちょっと待ってそういう問題じゃ ない。
中古物件を探しても→
そこに私が…。
(
秀子さん) ハァ…。
そして
申し訳なくって ホントに。
(スタッフ)
中田さん 絶対良くなる。
(
小竹さん) 意味 分からんでしょそうだと思う。
もちろん言えんけど…
。
面倒くさいから
そういうの。
うん
うん…。
それだけ
この病気はしんどいし…。
…から
しんどいねん。
ううん
ずっとじゃ ない。
じゃあ…
。
<家族も理解できない>
<誰もが直面する悩みです>
ハァ…
。
<同じ病の人でないと
苦しみは分かりません>
<私たちは化学物質過敏症で→
顔が腫れ上がった倉さんを紹介しました>
こんにちは
倉と申します。
すごく大変な思いを→
されとることやろうと思って。
<家探しをする健志朗さんに
アドバイスします>
(
倉さん)あとは 板の間とかの壁とかも→
リフォームされてないかなとか
っていうところを…。
<衣類についた
化学物質のにおいを取るため→
重曹を使う洗濯方法を教えます>
<健志朗さんは家にある全ての衣類や寝具を→
毎日毎日
洗い続けました>
<避難中の秀子さん>
<食生活も変わり→
症状は
少しずつ落ち着いて来ました>
<健志朗さん→
物件探しと衣類のにおいを抜く作業に翻弄され→
疲労はピークに達していました>
<そんなある日 健志朗さんが何度も洗濯して持って来た服を→
秀子さんが
「臭い」と言ってケンカになりました>
そしたら
ことごとく…。
もう
じゃあ どうしたらいい?っつったら…。
(スタッフ)
えっ?お父さんが。
お父さんは
ハッと われに返ったんだろ。
「
絶対 お前を見捨てないから」って。
<離婚を言い出すほど→
追い詰められた健志朗さん>
<自殺を切り出され
決断しました>
<家財道具を捨て→
この家も売ることにしました>
<その後
倉さんに手伝ってもらって→
借りることにしたのは
建材のにおいが抜けた古い家>
(
秀子さん)いろいろ お世話になりました。
(
健志朗さん) いろいろ…。
(
秀子さん) ハァ ハァ…。
(
秀子さん) うん。
ハァ…
。
<しかし
ここにも近所からの におい>
<再び逃げることになりました>
<花粉症や食物アレルギーのように→
誰でも発症する