可能性があるという→
化学物質過敏症>
<全国にどれくらいいるのでしょうか>
<環境省が
平成27年度にまとめた報告書によると→
化学物質過敏症の対象者は
予備軍も含めると→
日本の人口の7
.5%>
<およそ13人に1人に
上ります>
<国は対策を
取っているのでしょうか>
化学物質過敏症については…
。
はっきり原因が分かってれば
対処しようがあるので→
注視すれば
その患者が必ず助かるっていうのが分かるとしても…。
患者さんっていう話に
なってしまうと→
それは
環境省でどうこうできるものではない。
縦割りと
言われてしまいますけども…。
<厚生労働省からは→
文書による回答が送られて来ました>
<
「厚生労働省においては化学物質過敏症患者に対する→
個別の対策は
行っておりませんが→
環境省では
調査研究が行われております」>
<環境省に厚労省>
<病気の原因が未解明であることを理由に→
患者に対する対策は
取っていません>
<化学物質過敏症は
子供にも広がっています>
<四国の高知市>
<ここに 化学物質過敏症で→
小学校に通えない
女の子がいます>
<澤村さんは4人家族>
<小学3年生の…>
<妻の純怜さんの3人が→
化学物質過敏症です>
(スタッフ)
楽?
(スタッフ)
苦しいよね マスクはね。
(スタッフ)
頭 痛くなる。
(スタッフ)
ひどくなる?(あかねちゃん) うん。
<わずかでも化学物質を
吸い込むと頭が痛くなるので→
外出には
大きなマスクが欠かせません>
(
3人)最初はグ~ ジャンケンポイ!
<お父さんは
家の中だけで過ごすわが子を心配して→
郊外の公園に連れ出します>
<出掛けるのは人が少なくなる夕暮れ>
<他の子供たちの衣類から
においがするからです>
<化学物質のにおいを吸うと
頭が痛くなる→
お姉ちゃんの
あかねさん>
<お父さんは
痛さを10段階で尋ねます>
(
澤村さん) 6かぁ う~ん…。
<友達と一緒に
遊んだり→
勉強したりができなくなるのも
過敏症の特徴です>
<体を動かすことが大好き
活発な あかねさん>
<ところが
2年生の6月>
<持ち回りで着る給食着についた
柔軟剤の香りで→
頭が痛いと言いだしました>
<さらに友達から漂う香りにも→
耐えられなくなりました>
(純怜さん) 頭が痛い 頭が痛いって言って いつも何か→
目の下
クマができてしんどい しんどいと言って→
帰って来るんですよ
。
(スタッフ)
学校のトイレが行けないのは?
<心配した両親は
精密検査を受けさせました>
<しかし
異常はありません>
<母親が先に発症しているので→