息を吹きかける音)
(
カエルの鳴き声)
(
カエルの鳴き声)
え~?
わおっ!
デカっ!
完全に トノサマガエルじゃん。(あかねちゃん) そうだよ。
そうなんですよね…
。
<学校は
あかねさんのために→
教室のリフォームを決めました>
<プランを立てたのは→
自身も過敏症患者の建築家
足立さんです>
<患者としての経験を生かして→
建材の研究や開発をしています>
<これは
足立さんが開発した過敏症対策の切り札>
<紙と紙との間に→
アルミ箔を挟んだ壁紙です>
<これで
建物の壁を覆い化学物質の揮発を遮断します>
<あかねさんが使う教室は
ボードで半分に区切って→
まずは壁に
アルミ箔を挟んだ壁紙を張りました>
6ぐらい
。
<床は
まだ工事をしていません>
(
澤村さん)ある? やっぱりあるんだ。
<天井も工事をする前です>
<この天井ボードをお母さんがチェックすると…>
(
純怜さん) うわっ…。(澤村さん) ダメ?
(
澤村さん)全然アウト? 大丈夫?
<夏休み
学校はさらに工事を進めました>
<きついにおいがする天井に
全面アルミシートを張り→
さらに
ワックスのにおいを遮断するため→
床にも敷き詰めました>
<天井 壁 床→
隙間なく
アルミシートで教室を覆いました>
<そして
このゴザにおいのない新素材です>
<家では
お母さんがあかねさんに→
オーガニックのそば粉で作る
クッキー作りを教えました>
<おいしくできるかな?>
<2学期クッキーを持って学校へ>
<改装した教室は
果たして…>
<あかねさんは
完成した教室へ>
(
澤村さん) すごいでしょここまで造ってくれたんだよ。
<マスクを外します>
(純怜さん) うれしいね フフ…。
<あかねさん
大丈夫でした>
喉の痛みとかない?
よかったね。
うれしいです
みんなのおかげで。
(
純怜さん) ありましたので。
ここまで
していただいたってことが…。
もう
何とも言えないですね。
(
澤村さん) よかったです飛び回れるぐらい マスク外して。
ホントによかったです
。
ありがとう
。
<あかねさんからの贈り物は→
「みんなに ありがとう」>
<
「みんなに 感しゃ」>
<あかねさんが作った
クッキーの味は?>
おいしいです
。おいしい おいしい。
(
子供たちが遊ぶ声)
<あかねさん
ポスターを描き始めました>
<柔軟剤の香りが苦手なことを
分かってほしい>
(