日本に住んでいた友人に誘われ、日本各地を旅して、
沖縄と出会ったのです。
>>結構まあ、
日本に行ったら陸上のことも忘れ
たりしてたし、
沖縄は初めて行ってから、
毎月行ってました。
海にはまってしまって。
ことばがなく、
こんなきれいな海があるのかなと、
もうびっくりしましたね。
>>沖縄の海に感動したマリアさ
んですが、
さらに心に響くことが。
>>あと人も優しい。
一回会ったらいちゃりばちょーで
ー、2回会ったらみんなきょうだ
いですねっていうことばがあって。
結構沖縄はすごいですねと思って。
>>マリアさんは日本でルーマニ
アのガラス工芸品を輸入販売する
仕事を始め、10年ほど前に日本
の永住権を取得。
そして、
もともと友人が多かった大阪で暮らし始め、
沖縄のよさをもっと広めたいと、
2年前に自分のお店をオープンしました。
そんなマリアさんのこだわりが。
沖縄民謡のライブ。
沖縄にはたくさんある民謡の生演
奏を楽しめるお店。
その雰囲気を味わってもらおうと
考えました。
>>どれぐらいの頻度で?
>>週3回ぐらいですかね。
>>会社が近くて、
家も非常に近いので。>>そうなんですか。
もともとは沖縄、
お好きだったんですか?>>いや、
この店をきっかけにですね、自分
は。
>>そして演奏が盛り上がると。
お客さんたちも一緒に踊りだします。
沖縄ではよくある光景ですが、
これがマリアさんにはとても心地よく感じられました。
>>ルーマニアもラテン系なんで
すね。
歌とか聴いたら、
すぐ踊ったりとかするから、
もう沖縄も一緒だったんです。
>>もう一つお店でこだわっていること、
それは本格的な沖縄料理を手作り
することです。
メニューは20種類以上。
この手料理のおいしさも人気の秘密。
料理のしかたは、現地、沖縄で覚
えました。
さらに食材にもこだわりが。
>>やっぱり沖縄なんで、
こだわりがあって。
ポークも豆腐もゴーヤーも、
全部沖縄から取り寄せています。
>>別の日、
マリアさんはリトル沖縄で有名な
沖縄料理店を訪ねました。
>>こんにちは。
>>いらっしゃい。
>>食事するかと思いきや、
向かったのは。
>>失礼します。
>>ちゅう房です。
マリアさん、
実はまだ作ったことのない沖縄料理を教わりに来たんです。
>>ナーベーラー。
>>ナーベーラーとは、沖縄の方言でヘチマのこと。
>>皮剥きからできるか?
>>やったことないです。
>>やったことないの?
>>沖縄では定番の、ヘチマを使
った料理。
皮を剥いたヘチマを、食べやすい
厚さにカット。
島豆腐とポークを一緒にフライパンで炒めます。
>>レシピないからさ。
>>レシピない?
>>みそを入れる。
>>みそ味のチャンプルーです。
>>味見してみ?
>>さて、
お味は?
>>どう?
>>マーサンドー。
>>今回、
また一つ新しい料理を身につける
ことができました。
>>ヘチマ、
甘くて、
みそと結構合う。
お店ですぐ出しますね。いいですか?
>>マリアさんはこれから、