根っこのほう、
根っこのほう~。
◆本日スーパーマラドーナが訪れるのは
弓矢の専門店
猪飼弓具店(いかいきゅうぐてん
)さん。
日本古来の弓道を支える老舗です。
◆こんにちは。
よろしくお願いいたします。
◆いやあ、すごい。
◆ここは、
大阪で弓道の専門店。
◆これがね、
こちら、見てください。
弓。
こんなに大きいんですね。
◆長いですね、
2メートルちょいあります。
◆そんなにあるんですか。◆ちょっとやってみていいですか。
見よう見まねで。
これぐらいですか。
◆もっと引くんです。
◆例えば、いいですか。実際はこれを、
ここからこうぐうっと…。
すごい。
◆えっ!?
かたっ!
◆正しく引くコツというのが、
大事なんです。
◆それができれば、別に…。
◆できれば。本当に、7歳、
8歳の年配の方でも、女性の方で
も。
◆コツが大事なんです。
◆大事です。
◆コツが大事です。
◆コツっ!
◆ウケるねん。
最近。◆こちらが矢ですか。
◆矢ですね。
◆長さが違うのがありますよね。
◆これね、やっぱり、人によって、手の長さが違うので、
例えば、これが、
いいって、
買われた場合、その人の長さに合わせて
切ります。
切って、矢尻を入れます。
◆Gパンの裾を上げるみたいな。
◆そんな感じです。
◆これは何ですか。
◆これは手につけるグローブみた
いな。
◆見たことある!
◆「かけ」といって、
革でできてて、
高級感もありますけど。
◆皮なんですね。◆鹿の皮です。
ここに溝がありますけれども、
ここにさっきのつるをひっかけて、引く。
◆3本しかないんですね。
◆そうなんです。
◆引いてみたいなあ、これで。
◆それね、ちょっと売り物なんで、
それで引くと、
型がつくので。
ちょっと別ので…。
◆あらゆるニーズに応えるこちらのお店で、最も売れている商品と
は?
◆うちで一番人気はこれなんですよ。
◆つる?
◆要は、
弓に、
さっきの弓にかけている弦なんですね。
それがやっぱり、消耗品として、
一番。
◆なるほど。
◆テニスのラケットのガットととかみたいな感じで。
ギターの弦みたいな。
◆イメージですよね。
◆片岡鶴太郎です。
◆遠いところから行ったな~。
◆鶴だけに。
片岡鶴太郎。◆伝統を受け継ぐ、
猪飼弓具店さんのいっちゃん高い
もんとは?
◆ええ!
全然わからん。
◆まあ、同じようなものなんです
けれども、
でもこれが一番高い。
◆全然見た目には全然わからない。
◆いろいろ竹弓が並んでますけど、
その中でも、ここの職人さん、メーカーさんの名前と、
ちょっと普通の竹弓と違って、
この横側が、竹なんですね。
普通、木なんですよ。
名前をここに書いているんですけれども。
四宝竹。
要は、四方が竹という意味で
四宝竹。