た。
一方で東京地裁は、完全責任能力
があるとして、
理由は2つ。
元の人格でLINEのやり取りを被害者と行動している際にしてい
たこと。また精神鑑定を行った医
師によりますと、
多重人格の主張は作られたもの。
そして、信ぴょう性は疑わしい、この2つが挙げられたわけなんで
すね。
ただこの、
罪が認められたとしても、
治療は同時並行で行われるんですか?
>>これはここで刑務所に収監さ
れるわけですけれども、その段階
で、
まず最初にいろいろな診察等があるんですね。
これがその刑を受けるに、
非常に苦しい状況だということであれば、
刑務所にはお医者さんがいますの
で、
そのお医者さんの治療をまず受け
るんですけれども、
専門のお医者さんが必要だという
場合には、
専門のお医者さんのいる刑務所に
移送されたりとか、
さらにはもっと、
本当に医療刑務所といわれている病院のような刑務所もあるんです
ね。
そういうようなところに収監されていくっていう可能性はあるとい
うふうに思いますけどね。
>>小島さん、いかがでしょう?
>>この事件の場合には、
多重人格だったかどうかっていうところが根底から争われているわ
けですけれども、今回は先ほども
お話あったように、もうどちらも、
病気自体であることには争いがな
いというところで、
裁判員裁判でしたけれども、
やっぱり裁判員の方たちにも非常に難しい判断を迫られたケースだ
ったと思いますね。
>>では続いて、
コジマ目線です。
EUからの離脱を巡って、
イギリス国内、もめてますね。
>>そうですね。
ブレグジットなどといいますけれ
ども、これ、
非常にややこしくて、もうずっと
長いこと、これをやってきたんで
すけれども、
進んでるようで全く進んでいない。今、
大変大きなヤマ場を迎えています
ので、今、何が起きていて、
この先どんなことがあるのかとい
うことを見てみたいと思います。
まずは今、
行われていることをVTRでまとめています。
>>世界が激震した3年前のあの
日。
EU発足後、
初めて決まった加盟国の離脱。
今月29日の期限が迫る中、
一段ずつ離脱への階段を上っているイギリスに、今、何が見えてい
るのか。
EU離脱に向けて、
イギリス経済の先行きが見通せな
い中、
すでにイギリス国内ではさまざま
な影響が出ています。
ことし2月には、ホンダが202
1年に、
イギリスでの自動車生産から撤退
する方針を発表。
また日産自動車も今週、
高級車ブランド、
インフィニティのイギリスでの生
産終了を発表しました。
さらにソニーは、
ヨーロッパ事業の本社を、
離脱期限の3月29日付で、
イギリスからオランダに登記を移すことを明らかにしたほか、
掃除機でおなじみのダイソンも、
シンガポールへの本社移転を発表。
企業のイギリス離れが加速しつつ
あります。
そうした中、
イギリス議会では12日、
EUからの離脱の条件について定
めた協定案が、ことし1月に続き、
再び否決されました。
これを受け13日には、
なんの取り決めもないまま離脱す
る、
合意なき離脱に踏み切るかどうか、
議会で採決に臨んだ結果。
合意なき離脱は拒否となりました。
今後、
議会では日本時間のあす未明に、