2019/03/14(木) 18:15〜19:00 ten.【浅越ゴエのお役立ち!兵庫・新温泉町をPR】[字]

トングや箸を使い分けることも重要だということです。
>>では、
関西のニュースをお伝えします。
>>森友学園に関する情報公開請
求で、
近畿財務局が学校名などを開示し
なかったのは違法だとして、
大学教授が訴えていた裁判で、
大阪地裁は教授側の訴えを認め、
慰謝料の支払いを命じました。
訴えていた神戸学院大学の上脇博之教授は、
森友学園の小学校に関する情報公
開請求をしましたが、近畿財務局
は、
名前や教育理念など、大半を開示しませんでした。
上脇教授側は、
国有地を不当に安く売却したことを隠すために不開示にしたとして、
慰謝料などを求めていましたが、
近畿財務局側は、
学校経営のノウハウに当たるので、
開示できないなどと反論していま
した。
きょうの判決で大阪地裁は、学校名はことさらに秘密にすべき情報
ではなく、
教育理念も大まかな内容で、
経営のノウハウとはいえないと判
断しました。
その上で、
近畿財務局はなんら合理的な根拠がないにもかかわらず、注意義務
を尽くすことなく、


漫然と不開示の決定をしたとして、国に対し、
慰謝料など5万5000円の支払
いを命じました。
大阪のスポーツ用品大手、デサン
トに対し、
筆頭株主である伊藤忠商事が、保
有するデサントの株を最大40%
に増やそうとしていて、
両社が真っ向から敵対しています。その背景にあるものとは。
>>こちら、
JR大阪環状線の桃谷駅の前にあるデサントの本社です。
およそ30%のデサントの株を持
つ伊藤忠商事が現在、
デサントの株の公開買い付けを行
っていて、きょう、
その最終期限を迎えます。
>>日本を代表するスポーツ用品メーカーと大手総合商社。
両者に一体何が起きているのでし
ょうか。
デサントは1935年に大阪の地
で創業し、
長年、
野球やスキーなどのスポーツウエアを手がけてきました。
>>こちら、
デサントの直営店では、
デザイン性の高いスポーツウエア
が多く取りそろえられています。
そして、
こうした数々の商品の仕入れなどに関し、
長い間ビジネスパートナーとして


歩んできたのが、伊藤忠商事です。
>>両社の関係は50年近くに及
び、
デサントがかつて経営危機に陥っ
た際には、
伊藤忠が役員を派遣し、支援する
など、信頼関係を築いてきました。
ところがことし1月、
伊藤忠は突如、
デサントの経営体制などの見直し
を図るため、
保有するデサントの株を増やそう
と株式の公開買い付けを発表。
明るみになったのは、デサントに
対する長年の不満でした。
>>建設的な協議を行える関係で
はない。
伊藤忠の指摘を経営陣が真摯に受
け止めない。
>>伊藤忠はかねてより、デサン
トの株の買い増しを進め、
1994年からは伊藤忠出身者が
代々デサントの社長を務めました
が、2013年、
創業家の石本氏が社長に就任してからは、
その影響力が低下。
伊藤忠によると、去年、
デサントが踏み切った下着メーカ
ー、
ワコールとの業務提携についても、

伊藤忠から派遣された役員には事前説明がなく、
不信感につながったといいます。
そこでおよそ30%の株を持つ伊藤忠は、
投資家などからデサント株を、
株価のおよそ1.5倍の値段で購入し、
保有比率を40%に増やすことを
目指しました。
これにより伊藤忠は株主総会で、
重要案件に拒否権を持つなど、
実質的な経営権を握れるようにな