2019/05/18(土) 16:30〜17:55 スーパーＪチャンネル[字]
こちらの３人のおかみが
唐戸市場の
週末イベントの立役者です。
≫こちらが
リーダー格の柳川ミヨ子さん。
先ほどの柳川水産の
社長夫人です。
朝、夫が競り落とした
自慢の貝や旬の魚を
おかみ自ら
寿司ネタへとさばきます。
この日の売りは
新鮮な貝だけではありません。
≫はやりの海鮮いなりを
初出品します。
一方、こちらは
仁井田商店の悦子おかみ。
≫１匹のマグロから
少ししか取れない
頭のてっぺんのお肉です。
それがなんと３００円！
そして
河上商店の八千代おかみは…。
とにかくネタの長さで勝負。
ひと口では食べ切れない。
まるで寿司の限界に
挑戦しているかのようなメニューがズラリ。
≫ほかにも下関名物のトラフグや
こちらはとっても珍しい鯨の尾の身。
ほかにもクエに
サクラダイなど
下関ならではの海の幸が
ところ狭しと並びます。
≫イベント開始の合図とともに
この日も観光客が売り場に殺到します。
≫仲卸が
それぞれの店の特徴を生かした
旬のネタを
１貫１００円から
高いものでも
５００円という価格で提供。
店をはしごしながら
好みの寿司を
１貫ずつ買えるシステムも
人気の秘密です。
≫買ったお寿司は
海が見える遊歩道で
ピクニック気分で
食べることもできます。
≫今でこそ、観光客でにぎわう
唐戸市場ですが
実は１８年前までは
こんな姿ではありませんでした。
≫そこで
ミヨ子おかみたち３人は
誰もいなくなってしまう時間に
何か新しい商売ができないかと考え
新鮮なネタを使って
寿司を売るイベントを考案。
朝は男たちが市場を仕切り
昼からは女たちが仕切る
二毛作システムを
スタートさせたのです。
しかし、最初は
抵抗もあったといいます。
≫初めは
３人でスタートしましたが
やがて、ほかのおかみさんたちも
賛同して
今では２２店がしのぎを削る
名物イベントへと発展。
唐戸市場の名物になったのです。
更に今年３月、近くの港が豪華客船が停泊する
国際クルーズ拠点にも
選ばれました。
押し寄せる外国人観光客たちに
≫新鮮な魚介を目当てに全国から観光客が押し寄せる
週末と祝日限定の
寿司バトルイベント。
この日、市場から
１．５ｋｍ離れた第一突堤に
豪華客船が到着。
様々な国の乗客が市場へやってきました。
皆さん、初めて見る光景を
カメラに収めます。
こうした写真や動画が、海外にも
拡散されていくんですね。
≫それを迎え撃つ
おかみさんたち。
≫３人のおかみが始めた
イベントは
今や世界に知られるほどに
なりました。
≫アイデア次第だなと
思うんですが
この唐戸市場ですが
次はこのスーパーカーを使って
人を集めよう
ということらしいです。
≫ある動物園の看板に