2019/05/29(水) 16:50〜18:15 スーパーJチャンネル[字]
例えば子どもが多い場所を探すのであれば
ある程度、徘徊をする
映像があっても
おかしくないと思うんです。
そこから直接向かっているという映像が
撮れているのであれば
ここのポイントに
直接向かったということを
推測できると思います。
≫その部分が今
佐々木さんと林さんの間にある
パネルの部分なんですが
林さん。
≫登戸駅についてからの足取りも
分かってきました。
まず、駅から
最初に犯行があった現場までは
歩いて5分ほどあります。
岩崎容疑者は、この現場に
向かうまで、表通りではなく
線路沿いの道を歩いたことが
分かっています。
私も昨日、歩いてみたんですが
表通りに比べると
かなりひとけの少ない
通りでした。
≫その線路はいわゆる南武線ですね。
≫線路沿いの道を歩いて
角を右に曲がって
コンビニ付近です。
最初に犯行があった現場付近。
このコンビニでいったん
リュックを置いて
リュックから刃物を取り出し
凶行に及んだということなんです。
佐々木さん、このようなルートを
選んだというのはなぜなんでしょうか?
≫ここの道を通って
ここ曲がって
子どもがいるというのは
ある程度、ここの土地勘はあるのかなと思うんですけど。
例えば、子どもを狙うのであれば
大通りを歩けば
もっと子どもが多いところを
とれたと思うんですね。あえて裏通りを通るということは
ここに子どもが多くいる
ということを事前に知っていた
可能性が高いと思います。
≫しかも、子どもたちはその向きでいくと
バスの来る方向がありますよね。
駅のほうからバスがやってきますね。
ということは
待っている子どもたち
それから、ここは
登戸駅へ集まった子どもたちを
引率して、先生などが
そのバス停まで
一緒に歩くんだそうですね。
≫そうですね。昨日の場合は
教頭先生だということ
なんですけれども
近所の方も、そのようにして
先生が引率する姿を
見かけている方も多くいました。
どのようなルートかは
はっきり
分かっていないんですけれども
表通りなのか、裏通りなのか。
しっかり引率しているという話が出ています。
≫バスの出る方向が
分かっているとすればみんなバスの方向を向いている。
後ろから襲ってくるという
位置関係になりますね。
≫数多くの人を
襲うという目的であれば
後ろから狙ったほうが
数多く狙えるということと
そういったことは、ある程度
考えていたんだと思います。
≫そして、十数病間の凶行
ということになったわけですが
佐々木さんは
先ほどもご紹介しましたように
スクールポリスという
危機管理組織の
理事をしていらっしゃるんですが
今、こうして学校
あるいは通学途中の子どもたちを
守らなければいけない。
そのときの質が
変わってきているということも
おっしゃっているわけですが
どういう意味でしょうか。
≫今回カリタス学園の
防犯体制というのは
かなり
しっかりしていたと思います。
落ち度はないと思うんですが
こういった事案があるとその対策を
練らなきゃいけないのかなと