2019/06/25(火) 16:50〜18:15 スーパーJチャンネル[字]


このテラスを使い
やりたかったことが。
≫園田さんが立ち上げたどがわ未来会議。
住民有志が定期的に集まり
町おこしの知恵を出し合っているのだ。
≫園田さんの郷土愛に触発され
立ち上がったのはお母さんたち。
平均年齢72歳の5人組だ。
その名も、どがわマンマ。
≫高齢者に向けた
宅配弁当サービスで
集落を元気づけているのだ。
≫渡川産の米やフルーツ、野菜など
可能な限り

地元の食材にこだわった
いわば地産地消弁当、330円。
≫およそ4時間かけ70食を用意し、出発。
配達は、毎週木曜日と
第1、第3火曜日。
手分けして


1軒1軒届けている。
≫マンマたちの活動は
高齢者の見回りも兼ねている。
≫1人暮らしの高齢者にとって
マンマたちとの何気ない会話も楽しみだという。
≫ここにも、どがわマンマを
心待ちにしている人が。
黒木君子さん、79歳。
≫黒木さんには
必ずしている習慣がある。
届けられた弁当を…。
≫マンマの弁当を
亡き夫と一緒に味わうのだ。
≫宅配弁当の材料費や
調理の光熱費
そして、配達のガソリン代などは
マンマたちが自腹で賄っている。
利益は、ほぼないという。
活動を続けるため努力も欠かさない。
食材は、自ら収穫することも。
≫住民が育てている野菜を提供してもらい
材料費を抑えているのだ。
93歳のお父さんは
マンマの活動を応援する
サポーター。
≫更に
こんな涙ぐましい節約術も。
≫配達先は
年金生活者が多いため
弁当の値段を上げることは

できないという。
≫活動を続けていくため
どがわ未来会議で生まれたアイデアがあった。
≫渡川ブランドの商品開発だ。
調理を担当するのはどがわマンマ。
シイタケなど
地元の食材を生かした
混ぜご飯の素。
多い月には、400個を手作り。
未来会議で、宣伝方法などに
知恵を出し合っている。
≫こちらは
ブランドのロゴマーク。
マンマたちの似顔絵だ。
商品は未来会議のメンバーが立ち上げた
宮崎市内にある
アンテナショップなどで販売。
月の売り上げは、平均8万円。
宅配弁当を続けるための活動資金になっている。
そんな渡川で、夢をかなえようと
やってきた人もいる。
≫長野県から、家族5人で
移住してきた菅原亮さん。
林業をしながら
インターネットで昆虫の販売をしている。
菅原さんの夢は、ここ渡川で
昆虫の楽園を作ることなのだ。
≫住民それぞれが
集落の未来を考え
採算は度外視で

集落のために動く。
そんな取り組みが
いつしか噂になり
各地から見学者が
訪れるようになったのだ。
≫渡川の町おこしを
ひと目見たいと
はるばる東京から来た男性。
≫日本の田舎町の魅力を国内外に発信したいと
取材に来たのだという。
≫更にこの日は、隣村から見学者が集団でやってきた。
どがわマンマの活動に感動し
自分たちも、まねできないかと勉強に来たのだ。
≫各地から注目される
ウワサの限界集落。
当番組は同時入力の為、誤字脱字
が発生する場合があります。
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≫今日午後、東京・江東区で