降るような大雨となるおそれがあります。
土砂災害などに厳重な警戒を
続けるとともに早めの避難を
心がけてください。
気象台によりますと梅雨前線が
停滞し、暖かく湿った空気が
流れ込んでいるため九州南部を
中心に発達した雨雲が次々と
かかっています。
午後1時までの1時間に鹿児島県
の曽於市で77.5ミリ
午後1時半過ぎまでの1時間に
宮崎県日南市の深瀬で
52.5ミリの非常に激しい雨を
観測しました。
九州南部では降り始めからの雨量
が多いところで1000ミリに
達する記録的な大雨となってい
ます。
鹿児島県と気象庁は大雨により
南さつま市と南九州市を流れる
万之瀬川と加世田川の水位が高い
状態が続く見込みだとして
午後2時半
氾濫危険情報を出して、避難など
の対応を取るよう呼びかけてい
ます。
これまでの大雨で地盤が緩んで
いるところがあり、熊本県、
宮崎県、鹿児島県では土砂災害の


危険性が非常に高まり
土砂災害警戒情報が発表されてい
ます。
5段階の警戒レベルのうち
警戒レベル4にあたる避難指示や
避難勧告も出ています。
避難指示が出ているのはいずれも
鹿児島県で、鹿児島市全域の
およそ27万5000世帯
59万4000人
霧島市全域のおよそ6万
1000世帯12万5000人
姶良市全域のおよそ3万
6000世帯7万7000人
日置市全域のおよそ2万
2000世帯4万8000人
南さつま市全域のおよそ1万
5000世帯3万2000人
大崎町全域のおよそ6000世帯
1万3000人
垂水市の水之上地区のおよそ
700世帯1500人で
直ちに避難するよう呼びかけてい
ます。
また避難勧告も鹿児島県と熊本県
宮崎県の一部に出されています。
梅雨前線はあすにかけて活動が一段と活発になる見込みで
九州北部ではこれからあすに
かけて
九州南部では今夜遅くからあすの


昼前にかけて1時間に80ミリ
以上の猛烈な雨が降るおそれが
あり
平年の7月1か月分の雨が一日で
降るような大雨となるおそれがあります。
あすにかけて1時間に降る雨の量
はいずれも多いところで
熊本県と鹿児島県、宮崎県で
80ミリ
福岡、佐賀、長崎、大分の各県で
50ミリと予想されています。
あす昼までの24時間に降る雨の
量はいずれも多いところで鹿児島県で350ミリ
熊本県と宮崎県で300ミリ
福岡県で200ミリと予想されています。
さらにあす昼からあさって昼まで
の24時間に降る雨の量は
鹿児島県で100ミリから
200ミリと予想されています。
すでに雨量が多くなっている地域
では土砂災害などが急に発生する
おそれがあり、危険度が非常に
高い状態が6日ごろにかけて続く
見込みです。
気象台は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水や氾濫に厳重に
警戒するよう呼びかけています。
地元の
気象台が出す情報や自治体
からの避難の情報に注意し、早め
の避難を心がけてください。

そしてこれから暗くなると避難が
難しくなります。避難指示や避難
勧告などが出ている地域の皆さん
は明るいうちに安全な場所に
向かってください。
そしてこの大雨の影響で鹿児島市
では崖崩れが相次いでいます。
このうち鹿児島市唐湊の住宅街で
はきょう午後1時過ぎ
裏手の崖が崩れたと消防に通報が

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