犯行予告を書き込んでいました。
矢島≫碓井教授は
青葉容疑者にも
自分を止めてほしいという
思いがあった
可能性を指摘します。
矢島≫平成以降最悪の犠牲者を出してしまった
放火事件。
事件の真相は明らかになるのでしょうか。
現在、入院中の青葉容疑者は
呼びかけに反応を示すこともありますが
やけどの症状は重篤で
依然として予断を許さない状態が
続いているということです。
以上、ランキングをお伝えしました。
上山≫続いて特集です。
このあとも台風6号から変わった熱帯低気圧による
大雨への警戒が必要ですが
今、この自然災害の被害をどう防いで
減らすかが課題になっています。
山口≫去年豪雨が襲った地域では
自分たちの命を守る
新たな対策が始まっていました。
キーワードは
ご近所同士の団結です。
≫去年、200人以上の
犠牲者を出した西日本豪雨。
広島では悲劇を繰り返すまいと
ご近所の防災活動が始まり
横浜では町内の
なんと98%が参加して
直下型地震に備える
画期的な訓練が。
災害から自分たちの手で命を守る
ご近所パワー。
その団結力に迫ります。
山口≫住宅街の上に上がってきました。
こちら、見てください。
まだこういう状況なんですね。
土石流が流れてきた跡が
くっきり残っています。
大きい岩が
まだゴロゴロ転がっています。
≫広島県郊外の山の斜面を
切り開いて作られた
住宅団地、大原ハイツ。
ここには、およそ100軒の一戸建てが集まっています。
去年の西日本豪雨では
避難勧告が出されたあとも
住民の多くが家に残り
土石流の発生で12人が亡くなりました。
山口≫ちょうどこの住宅街の
端の辺りなんですが
ご覧のように
非常に大量の土砂
それから大きな岩が
ゴロゴロ転がっています。
≫同じ場所を訪ねてみると
そこには団結の証しが。
山口≫1年前は、この辺りも
泥水が流れてきていて
岩も転がっていて
大変だったんですが
だいぶ変わりましたね。
ずいぶん、整備されました。
そしてあそこ、花壇のように
今、なっているんですね。
≫住宅団地の入り口にある
この花壇は
復興を願う住民たちの手で
作られたものです。
≫今では皆さん
協力して作業をしていますが
実はこの地区は
近所のつながりが
あまりなかったといいます。
同じ町内で30年以上暮らしてきた皆さんですが
初めて言葉を交わしたのは
あの日、逃げ延びた避難所だったというのです。
≫避難所でお互い励まし合う中で
住民のみんなが気付いたことがありました。
それは…。
多くの犠牲者を出してしまったのは
住民同士の横のつながりが
なかったからではないかということ。
≫ご近所同士なのに
顔も知らないし
話したこともない。
そんな住民たちがつながれる場を作ろうと始めたのが
花壇作りでした。
続いて開いたのは防災の勉強会です。
意見を出し合った結果
自分たちの手で
改めて避難用の地図を作ろうと
決まりました。
これは以前、役場から配られた
ハザードマップです。
土石流の警戒区域が
黄色で記されてはいますが
どこがどう危険なのか