問題の場所は
岐阜県岐南町にあるという。
早速 ディレクターが訪ねてみると…。
倉庫の中には…
ここで 一体 何が行われているのか。
男性は仏壇を専門とするリサイクル業者。
仏壇を 次々に解体していく。
重要なのが 素材ごとの分別作業。
１ｇ ５，０００円前後で売れるという。
薬品を使って金箔を拭き取り布ごと燃やすと→
純度の高い金が抽出できるという。
大きい仏壇ともなると…。
これが？
聞けば 男性は 以前→
金属リサイクルの会社に
勤めていたという。
一体 なぜ 仏壇を処分する人が
そんなに増えているのか。
事情をよく知る人物がいると聞き
向かったのは→
大阪市内の あるお寺。
境内には 仏壇が 次々と→
運び込まれているではないか。
お魂抜きをします。→
なるほど。
寺には 数年前から→
この日も
実家の仏壇を手放すという男性が→
魂抜きの供養に立ち会っていた。
事情を聞いてみると…。
仮に 自分が引き取ったとしても→
将来 子どもたちに負担をかけるのは忍びないと→
今回 仏壇じまいに踏み切ったという。
手放す理由としては先ほどの男性のように→
最近 目立つのが…。
なるほど…。
インターネットのオークションサイトや
フリマサイトでも→
（取材者）
これなんか 投げ売り状態ですね。
「無料でいいから引き取ってほしい」
という人まで。
仏壇は あちこちで
持て余されているということか。
次々と登場します。
所さん！ 大変ですよ。
何か
言ってることは よく分かんなかったけど。
夫婦が別れちゃったりとか。
ちなみに…
どうですか？
ねえ ないよね。うちもないので…。
年に１本？
…か ２本ぐらいしか売れなくて→
逆にですね…
実は海を渡っている仏壇があったんですよ。
仏様の… 箱？
「おしゃれだ」みたいな感じで。
まいりましょう。 所さん！ 大変ですよ。
これですか？
すると…。
金歯などが出てきたことがあるという。
旧日本軍の拳銃と実弾が
見つかった例もあるらしい。
仏壇フィーバーが
巻き起こっているという。
フィリピンで
一体 何が起きているのか？
愛知県の業者が仏壇を輸出した先を
訪ねてみると…。
そこは…
仏壇オークション？
日本から来た
ありとあらゆる中古品が→
一般の人も参加できるという。
４本の仏壇が次々に競りにかけられていく。
高いもので
２万５，０００円の値がついた。
でも 確か フィリピンには
仏教徒は ほとんどいないのでは？
「心が広すぎる」とは
一体 どういうことなのか？
中古の仏壇を買ったという人を
探し当て 訪ねてみた。
男性は オークションで仏壇を
７，５００円で競り落としたという。
すごい！
紛れもなく日本の仏壇。
（取材者）幼きイエス像…！
男性は カトリック教徒。
イエス像を納める
すてきな家が欲しくて→
探していたところを
この仏壇に出会ったという。
ところで よく見ると→
本当だ！
仏壇の中にいるイエス像に
祈りをささげる人々。
こういうことだったのか？