ほら 食べようとしても食べないんですよ。
(遠藤)次の竹 次の竹と…

(遠藤)たくさんあるんですけども…
本当かよ?
(木村)本当なんです。
(木村)ええ~!
なんと パンダ…
(遠藤)みんな こうやって
選んで食べてますけど…
(木村)いるんですか?
(遠藤)はい。
というわけで…。
…を紹介してもらう。
(遠藤)グルメなパンダが
こちらにおります。
(木村)大きい! めっちゃ大きい。
かわいい…!何か タイヤに座ってるよ。
こちらが グルメキングの…
人間でいえば80歳近くになるという。
(木村)何か 永明の竹→


さっきの子たちが食べてるものと違く見えるんですけど。
随分と あれですね。
こだわりが強いパンダなんですね。
(遠藤)…っていうことも よくあります。
(木村)えっ!
(遠藤)私たちが いろんな竹を
「これは どう?→
これは どう?」ってあげて そこで…
頑固です。 本当に。頑固ですね。
でも 永明は ただのグルメではなく→
この動物園にとって特別な存在だという。
(遠藤)アドベンチャーワールド
すごい大きなファミリーなんですけど…
(木村)へえ~。
こちらに 家系図がございます。
94年に中国から来日した永明。
2001年に最初の子ども雄浜をもうけると→
その後 ほぼ2年置きに
繁殖を続け→
子どもの数 いまや…
15頭ですよ。(遠藤)2頭のメスと…。
(木村)めっちゃ子だくさん!
すごくないですか? 繁殖力。
(遠藤)そうなんです。
去年8月には世界最高齢での繁殖に成功。
生まれた彩浜は
現在1歳になり→
やんちゃの盛り。
(木村)あっちで遊んで…。何か 登ったよ。→
やんちゃですね やっぱね。→

あっ あっ…! 落ちますね これは。落ちると思う。
ヒヤヒヤしますね。
(木村)あ~!
歯も 少しずつ生えてきて→
お母さんをまねて…
この動物園では 現在
6頭のパンダが暮らしているのだが→
皆 グルメだという。
そのため…。
大変だと思います。
実はね 私も馬術部だったんですけど→
ずっと 草 取ってましたもん。
ああ そうですか。
ごみ袋… ずっと 草 刈って。
大麦とかいろいろ食べるんですけど…。
佳乃ちゃんの馬の話はさておき…。
(木村)こんにちは~! 山口さん。お世話になります。
週2回 動物園に竹を卸している
エサ業者に教えてもらう。
(木村)すごい… 立派な竹!
これとこれは違うんですか?(遠藤)はい 違います。
見た目はそっくりな2本の竹だが
異なる種類だという。
分かんないですね…。
でも これをパンダは分かるわけですか?
(遠藤)分かります。→
切り口の所をパンダは嗅いでますね。
ああ…。
うん いい… 森林の。
そうですね 分かんないですね これ。

そして 葉が茂っているこちらの竹は 孟宗竹。
1年を通して
パンダが最も口にする竹だという。
さらに…。
これも また 全然違いますね。
(木村)これは 先っぽのほうっていう
イメージじゃないですか? 竹の。
(さかなクン)タケノコ?
なんと こちら 私たちが食べるものよりはるかに大きいが…
(木村)タケノコです。 軟らかい。
(遠藤)これが…
(木村)へえ~!
食感の軟らかい旬のタケノコなら→
パンダの厳しい注文に応えるため→
動物園では…
これを…
(さかなクン)1頭 60kg?
パンダの体重は およそ100kg。
それが毎日 20kgの竹を食べるということは→
人間に例えると…。