あるいは、ついてくると
踏んでいるんでしょうか?
武藤≫そこは、ちょっと疑問はあるんですけど
ただ、朴槿惠大統領を
弾劾したような
そこまでは
いかないだろうと。
法務大臣になってしまえば疑惑も
カバーアップできるでしょうし
そっちのほうが得だと
踏んでいるんでしょうね。
渡辺≫ただ、検察は粛々と
いろんなところに
関係先に家宅捜索で入ったりして
捜査は続けていますね。
そうすると、今回は
自分は関係ないと記者会見で
表明したとはいえ
なんらかのつながりが
浮上してきた場合に
文政権にとっては
相当大きなダメージに
なるような気がするんですが。
武藤≫すでに朝鮮日報が
チョさんが否定していた
お嬢さんを第一著者として
高麗大学に入学したというのがありましたよね。
その便宜を図った
教授の息子を今度は自分がソウル大学に
インターンとして
第一著者にして、大学院に
入学しているという話が
出てきていますから。
これ、取引ですよね。
そのほかにも資産形成の面でも
今出てきている疑惑より
もっと大きなものがあるという
噂もちらほら出ていますから
どう浮かび上がってくるか。
任命したあとに出てくると
文在寅大統領の
責任というのは
ますます問われますよね。
渡辺≫昨日の会見についての
動きを
お話を伺ったんですが
次は、戦後最悪といわれている
日韓関係で新たな動きが
ありました。大木さん。
大木≫韓国を訪れていた
自民党の河村議員が
韓国の首相から
GSOMIAとホワイト国を
元に戻すのはどうかと
持ちかけられたいたことを
明かしました。
≫昨日、ソウルでイ・ナギョン首相と
およそ2時間会談した
日韓議連の河村幹事長。
その中で、韓国側から
輸出管理の優遇措置、いわゆるホワイト国除外のカードを
同時に引っ込めては?という
提案を受けたといいます。
≫輸出管理の問題や
GSOMIAの問題だけでなく
その背景には徴用工裁判など
歴史的に根深い問題も横たわっています。
これに対し、韓国側は
内々の協議をスタートさせていると
明かしたといいます。
また、今回の会談の中で韓国側の意図を
感じたという河村氏。
≫河村氏は具体的なことはこれからだと答えましたが
延期している
日韓議連の総会を
渡辺≫ご覧いただきましたように
日韓議連の幹事長を務める
自民党の河村元官房長官ですが
訪韓をして韓国のイ・ナギョン首相側から
言われたこと。
GSOMIAとホワイトリストをセットで一緒に
元へ戻すということは
どうだろうかという
話があったということを
帰国して明かしたんですが
これは、武藤さん。韓国側が
出口を探ろうとする動きを
見せたと見ていいのか。
それともまだそうではないのか。
武藤さんは
どうご覧になっていますか。
武藤≫新しい
動きではないですよね。
アメリカにも協力させて
そして輸出管理の問題で日本を譲歩させようというのが
韓国側の考え方ですから
日本側は、そうはいったって
徴用工の問題で
日韓のもともと基本となる合意を
破ってるじゃないか。