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2019/09/03(火) 16:50〜18:15 スーパーJチャンネル[字]


憔悴しきった様子で初公判に臨みました。
言葉が出なかった優里被告。
弁護士から背中をさすられ3分ほど経ったあと
涙を流しながら
起訴内容を大筋で認めました。
≫起訴状によりますと
去年1月下旬ごろから
結愛ちゃんに十分な食事を与えず

雄大被告による暴行も放置。
結愛ちゃんが衰弱していたことを
認識しながら
虐待の発覚を恐れて
医師の診察を
受けさせなかったなどと
しています。しかし…。
林≫雄大被告が
結愛ちゃんを殴ったところは見ていないと。
そして、通報しなかったのは
雄大被告が
逮捕されたあと


雄大被告に
報復されるのが怖くて
私が通報できなかった。
そのように話していました。
≫事件前結愛ちゃんを叱るときの
優里被告の言葉を
近所の住民が覚えていました。
≫検察側によりますと
優里被告は
3年前に雄大被告と結婚。
息子が生まれると、優里被告の連れ子だった結愛ちゃんに
雄大被告が暴力を
振るうようになったといいます。
自分の体重を
メモに記入し始めます。
2月中旬ごろには
14kgあった体重は
下旬には13kgに。
この時点で、すでに同年代の平均体重19kgを
6kgも下回っていました。
≫一方、弁護側は優里被告が
結愛ちゃんを救えなかった
理由について
雄大被告による
強固な心理的支配があった。
最初は反発していたが
心理的DVで
反抗できなくなった
林≫今日の裁判、結愛ちゃんが亡くなるまでの経緯が
読み上げられたんですが

あまりに結愛ちゃんがかわいそうで
正直、涙なしでは
聞いていられませんでした。
これまで取材してきて
以前住んでいた
香川にいるときというのは
優里被告と結愛ちゃんが手をつないで歩く様子を
近所の方が見ています。
本当に普通の親子の姿だったと
思うんですけれども
それだけ大切にしていた
自分の子どもを
なぜ守れなかったのか
なぜ命を
奪うことになってしまったのか。
私の中にも
ずっと疑問がありました。
今回の裁判のポイントは
母親としての責任を
果たせていたか
どうかになります。
検察側は母親として結愛ちゃんを
守るべき立場にあった
優里被告が、雄大被告から
守ることができなかった点を
指摘しています。
一方で、弁護側はVTRにもありましたけれども
優里被告は、雄大被告の
心理的DVを受けていた
支配下にあった。

そのため抵抗ができなかったと
繰り返し主張していました。
実際、保護責任者遺棄致死というのは
3年以上20年以下の
懲役なんですが
そこに情状酌量の余地が
認められるのかが
今後の焦点になってきます。
渡辺≫母であるこの船戸優里被告の裁判ですが
ここにありますように
今週は連日行われます。
そして、17日。
再来週の火曜日になりますが
判決が出る予定です。
一方で、父親の船戸雄大被告に関しては
保護責任者遺棄致死以外にも
傷害、大麻取締法違反の罪に問われていて
来月の1日に初公判が
開かれる予定となっています。
渡辺≫速報です。

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