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渡辺≫こんにちは。
「スーパーＪチャンネル」です。
休憩を挟みつつ今日未明
午前２時過ぎまで行われた会見で
疑惑は晴れたんでしょうか。
林≫韓国の文大統領の側近チョ・グク氏の釈明に
ソウル市民の見方は
真っ二つに割れています。
≫今日、タマネギ男と呼ばれる
チョ・グク氏の
家族の関係先に
家宅捜索が入りました。
娘の不正入学疑惑についても
関係者から
聴取を始めています。
昨日からチョ氏が
およそ１１時間にも及ぶ
記者会見で
数々の疑惑を
否定したばかりでした。
≫果たして韓国の市民は
この会見を
どう受け止めたのでしょうか。
≫一方で…。
≫疑惑は晴れた
晴れていないという声の
両方がありました。
ただ、一部韓国メディアはチョ氏が５０回にわたり
知らなかったという言葉を
繰り返したことを挙げ
真実を明らかにするには
限界があると指摘しています。
一方
そんな韓国メディアに対しても
韓国のインターネット上で
記者の質問レベルが低い
同じ質問を
繰り返しているだけだという
指摘が相次いだのです。
例えば、チョ氏の娘が高校生にして
研究論文の筆頭著者とされ
不正に大学に入ったとされた疑惑では
チョ氏は私も変だなと思ったと
答えながらも…。
≫その娘が
２年留年したにもかかわらず
成績優秀者への奨学金を
受け取っていた疑惑についても
違法性はないと主張しました。
≫記者たちはことごとくチョ氏に論破されていったのです。
実は、法相候補の会見とあって
会見場に入れたのは政治部記者だけ。
疑惑を取材している
社会部記者ではなかったために
会見場では
記者たちがスマホを見ながら
上司などから送られてくる質問を
読む姿も目立ちました。
中には、野党関係者に
質問内容を聞いた
記者もいたのです。
野党関係者は娘の英語力についての質問を
具体的に
アドバイスしたそうです。
そして、さすがに
長時間の会見とあって
お疲れなのか、こんな光景も。
休憩のたびに記者の数は減っていきました。
結局、チョ氏は
午前２時半ごろに
ちょうど１００回目の質問を受け
会見を終えました。
渡辺≫休憩を挟みつつ
１１時間にも及ぶ
この記者会見で
果たして疑惑払拭には
なったんでしょうか。
今日は、元駐韓大使の武藤正敏さんの
ご意見を伺おうと思います。
よろしくお願いします。
率直に言って、この会見内容は
私は知らないと。法律に触れているわけではない
問題はないんだ
私は関わっていないということを
１１時間ずっと言っていたような
記者会見だったと思うんですが
武藤さん、率直に
どうお聞きになりましたか。
武藤≫客観的評価は
ないですよね。
支持するか支持しないで
真っ二つに分かれて。
ただ、１つ共通していることは
知らないと言わないで
もうちょっとちゃんと
答えてほしかったなと
与党支持者の間でも
そういう声が出ていますよね。
渡辺≫ただ、メディアの追及が