でも この人の周りには抗体を持っている人がいます。
そうすると
この人たちには広がらないので→
感染は 1人ないし2人で抑えられる。
(大島)はぁ~。(笑瓶)はっはぁ~。
だから感染拡大は起きないという
理論的な考え方ですけども→
統計などからも裏付けられています。
これの最もすごいことは90%を超えると→
周りに免疫のある人たちが
いるっていう意味で言うと→
何か特別な言葉があるそうですね。
社会の集団免疫。社会の集団免疫というのがあって→
だから 感染していかない…。
みんなで 持ってる人たちのおかげで…。
そうです。 抗体を持っている人が…
人間の盾となれるんです。(笑瓶)なるほど。
90%にするために あの行政からの
通知があるということですか。
だって80%と全然 広がり方
違いますもんね。
ここまで お伝えしてまいりましたが
最後に専門家の先生にまとめて頂いて→
皆さんが どうお考えになるかの
結論に向けて お聞き下さい。
川崎市健康安全研究所 所長で
風疹のワクチン行政に詳しい→
岡部信彦さんです。
(拍手)
(拍手)
どうも よろしくお願いいたします。
今日 後ろに 今日のポイントを
ずっと掲げてるんですけども→
この最後に出ました 「90%」。
やっぱり これは ぜひ目指したほうがよいパーセンテージでは あるという…?
そうですね。
問題は この…
(岡部)会社に行って忙しいとかですね→
いろんな理由でこの人たちが なかなか行かないので→
クーポン券を使って
少しでも これを底上げして。→
底上げしていけば
全体が守られるだろうと。
そうすると 自分たちの国の中でも
風疹はなくなって→
そうすれば アメリカにも
アメリカ以外の国にも→
日本は大丈夫な国ですよと
堂々と言えると思うんです。
抗体検査に。
(大島)行ってほしい。
送られてくるクーポンの
上半分をご紹介しましたけど→
まず抗体検査をやります。
そうですね。
抗体検査は 血液検査をやって
有る無しが分かります。
検査を受けて 有る無しで
下のものに関わってきますけど→
ちょっとご説明頂けますか。
本当はですね 全員に何にも言わないでワクチンだけポンと打ってしまえば→
これは 面倒はないんですね。→
でも やっぱり8割方の人は持ってるんだとすると…
(大島)ああ そうか。
これ 使っちゃうと→
ほんとの子どもたちに行く分が
なくなっちゃうと いけないので→
ここはちょっと 抗体検査を受けて
必要な方だけにワクチンを接種する。
ただ いちいち行くのは大変なので→
今 企業の方や何かにはお願いをしてるんですけれども→
検診の時にですね
一緒に そのクーポンを持ってって→
風疹の検査をやって頂く。
(大島)あ~ そうか 行きますもんね。
それから かばんの中に入れて→
クーポン券を持ってるって方がおられましたけれども→
あのクーポン券は 例えば
東京で検査をして 北海道で→
転勤になったから
向こうに持ってって… っていうのも→
可能になってきています。
(大島 坂下)へえ~!
ワクチン 実物…。
やっぱり先生 打ったからといっても抗体が多く残る方→
それから
早く抗体の力がなくなってしまう方→
個人差はやっぱり いっぱいある…?
大体1回ワクチンを接種すると…
でも そのあとの刺激によって だんだん
だんだん落ちちゃう方がいるから→
一応 念のために2回っていうのが
あるんですけれども→
基本的には先ほどのグラフにあったような
男性の方 スッと持ち上げるのは→
1回で持ち上がってくるはずなので。
かなりの方が これに…利用して頂ければ→
日本の中から 先天風疹症候群って
子どもさんは もう出ない。
これが最後の目標ですね。