当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
渡辺≫こんにちは。
「スーパーJチャンネル」です。
京浜急行の衝突脱線事故。
警察は今日、トラック運転手の関係先に
家宅捜索に入りました。
林≫事故はなぜ起きたのか番組では専門家と一緒に
現場を歩き
独自の検証を行いました。
≫トラックとぶつかった
1両目の車両の撤去に向け
準備が進められています。
警察などの実況見分が続いたため
復旧作業が本格化したのは
日付が今日に変わってから。
脱線した車両も
線路の上に戻され
慎重に牽引されていきます。
当初は今日夕方の復旧を目指していましたが
京急川崎駅から横浜駅までは
今も運転見合わせが続いています。
通勤ラッシュ時間帯の横浜には
長い長い行列が。
柳下≫バス停の前には
たくさんの人が
列をなしています。
まだまだ奥のほうにまで列が伸びていますね。
先頭が見えないほど
たくさんの人が並んでいます。
≫電車が動かないため
羽田空港行きのバスに
客が殺到したのです。
≫踏切で立ち往生したトラックの
直前の細かい動きも
分かってきました。
遮断機が
上がったり下りたりする中
ひたすら切り返しを続け
右折を試みることおよそ4分。
ようやくトラックの前方部分が
踏切内に進んだとき
再び遮断機が下り、荷台に接触。
それから30秒もしないうちに電車が突っ込んだのです。
トラックが踏切内に進入した際
京急の職員2人が現場に居合わせ
非常停止ボタンを
押していたことも
新たに分かりました。
踏切には車などが取り残されていると
異常を知らせる
障害物検知装置があり正常に作動。
踏切までの線路脇など
3か所に設置された
警報ライトも光りました。
しかし、今日現場を見た専門家は
ある問題点を指摘します。
≫実は踏切から最も遠い警報ライトは
更に260m離れたところから
見えるよう設計されていて
運転士がそこで気づいて
ブレーキを踏めば
時速120キロで走っていても
計算上は
踏切より前で
止まれるはずでしたが…。
≫電車内からの映像を見ても
緩やかな左カーブになっているうえ
警報ライトの前後には
多くの鉄柱などもあるようです。
≫運転士は
非常ブレーキをかけたが
間に合わなかったと
話しています。
渡辺≫事故現場の現状を
柳下アナウンサーに
伝えてもらいます。
柳下さん、どれぐらい復旧は
進んでいますか?
柳下≫現在、2両目までは全て撤去されました。
そして先ほど、2時間ほど前に
奥に見えますオレンジ色の
大型のクレーン車が
運び込まれてきました。
そのクレーン車の周りには
作業員も続々と
集まってくるようになりました。
そして、この手前を見ますと残った先頭車両
黒く焼け焦げていて
その横には恐らく
トラックと思われる
焼け焦げた残った部分が
横たわっています。
そしてこれから被害の大きかった先頭車両の撤去作業が
行われるものとみられています。
その撤去作業ですがこの下り線を走ってきた
先頭車両を
一度、上り線のほうに移して
そこから近くの車両基地に
運び込むということです。
京急電鉄によりますと