２つの台風に挟まれていまして
台風１５号はあすの夜

関東直撃かということです。
そこで気象予報士の千種さんです
解説お願いします。
千種≫お願いします。
まず、ダブル台風のうちの１つ
台風１３号も
実は注意が必要です。
今、朝鮮半島付近に
あるんですけども
そこに延びる雲
帯のようになっています。
活発な雨雲が同じようなところに
かかり続ければ
沖縄から九州付近は
災害につながる恐れもありますので
こちらも注意をしてください。
そして、台風１５号ですよね。
こちらなんですが


この影響で関東で
起こり得る被害を想定して
こちらを挙げてみました。
例えば屋根が飛ばされたり
あとは浸水・冠水ですね。
それと鉄道の計画運休も
考えられるような状況になっています。
山口≫つまり
こういう具体的なことが
もう、あす
起きるかもしれないと。
千種≫関東で起こり得る
状況です。
山口≫もうすぐですよね。
千種≫では、その台風の予想を見ていきますと
今、父島付近にありますが
このあと比較的速い速度で北上してきまして
上陸するとすれば
伊豆半島から神奈川県付近に
今のところ
上陸するのではとみています。
また、勢力なんですが
大体９６０ヘクトパスカル前後と
非常に危険な状態で
関東に直撃してきそうです。
上山≫かなり発達した状態で
直撃する恐れが
あるということですよね。
この台風の特徴を改めてお願いします。
千種≫この台風、非常に

コンパクトだということが
あります。
コンパクトですので平穏なところから
急に一気に
ガツンと荒れてくることが
考えられます。
こちら、あすの午後の雨の予想なんですが
これが台風の円形に渦巻いている
雨雲ですよね。
このあと動かしてみますと
海上から来るということもあって
ほぼ崩れずに
そのままダイレクトに
あすの夜、寝ている間に
やってきそうなんですね。
山口≫直撃コースですよね。
千種≫そうなんです。日曜日の夜から
月曜日の朝にかけてが
一番ピーク。警戒が必要な状況になります。
そして、月曜日の日中
通勤・通学の時間になりますと
関東からは抜けていきますが
だんだん東北のほうに
ピークは移っていきそうです。
では、警戒の時間帯をこちらでまとめてみたいんですが
通常の台風ですと
このように上に行くほど
激しくなることを示していまして
通常ですと、だんだんとピークに向かっていきますね。
ただ、先ほどお伝えしたように

コンパクトということがあるので
一気に荒れてきます。
ですので、今回はこのような感じ。
夜の９時くらいから
急激に荒れてきて
突然、収まってくるという感じに
なりますね。
この夜中の間だけで
予想されている雨の量ですが
大体、関東で多いところで
２００ミリから３００ミリくらい
一気に数時間で
降ってしまう恐れがあります。
また、風も瞬間的に５０ｍ。
これくらい予想されていますので被害としては
道路冠水が
あちらこちらで起こる。
また、軽自動車なんかは
横転してしまうレベルの
被害が考えられますので