2019/09/07(土) 16:30〜17:55 スーパーJチャンネル[字]
新たなルールがトラブルの原因にも。
岩手県大槌町。
この町のナンバーツーに今週、ある疑惑が浮上しました。
林≫副町長にかけられた疑惑。
それは、公用車でのあおり運転。
運転していたのは
震災の復興支援として
フランスのプジョー社が寄付した
車でした。
役場に苦情を寄せたのは
46歳の男性です。
林≫事件の2日後
副町長は釈明のため
男性の自宅を訪問。
その際男性に暴行を受けたとして
今度は副町長が
被害届を出しました。
そもそも
今回のトラブルのもととなった
ハイビーム。
かつてはロービームが推奨されていたはずですが
一体なぜ
変わっていったんでしょうか。
林≫こう指摘するのは
自動車の安全技術に詳しい
景山一郎教授。
前方の異変を察知するにはロービームに比べて
ハイビームのほうが
早いというのはもちろんですが
時速50kmで
およそ5秒もの違いが
出るそうです。
これが高齢者となると…。
林≫しかし、そうは言っても
ハイビームが
度々トラブルの原因に
なっているのは
間違いないようです。
林≫いずれにしても状況に応じて
こまめに切り替えることが
重要なんだそうです。
それでは
ここで注目ニュースです。
果たしてこれで
普及率は向上するのでしょうか。
街行く人に意見を聞きました。
今週火曜日に行われたデジタル・ガバメント閣僚会議。
この日の議題は
なかなか普及が進まない
あの取り組みについてでした。
林≫交付率がわずか13.9%にとどまる
マイナンバーカード。
政府はそのテコ入れ策としてある制度の導入方針を
固めました。
それが…。
マイナポイント制度です。
マイナンバーカードの所有者のみを対象とする制度で
電子マネーなどに
2万円分を入金すると
なんと25%に当たる
5000円分のポイントが
付与されるという案が
検討されているというんです。
それにしても
なぜ政府は、ここまでして
マイナンバーカードの普及を
進めたいのでしょうか。
行政のIT化に詳しい
高橋秀雄教授は…。
林≫では、街行く人たちは
マイナンバーカードを
どのように
使っているのでしょうか。
林≫カードの所有者10人に
聞いたところ
行政手続きに使用している人は
わずか1人。
ポイントを付与すれば
活用するかについては…。
林≫現在、マイナンバーカードを
持っている人で
新制度を利用すると答えた人は
10人中わずか1人。
一方、マイナンバーカードを
持っていない人で
これを機に
カードを取得すると答えた人は
20人中3人でした。
その多くは…。
林≫来月の消費増税後には
キャッシュレスのポイント還元が
始まりますが
来年6月末に終了。
マイナポイントは
その後の消費の活性化策という
位置付けで
行われるということです。
そして、今週の第3位。
いよいよ、あの謎の生物を巡る論争に終止符が。
あの専門家も参戦です。