≫去年、大雨で土砂崩れが発生。
集落から街へ出る道が
通行止めになったのだ。
≫駅を頻繁に
利用するようになった今
川添さんは
離れて暮らす息子のことを
よく思い出すという。
≫川添さんにとって秘境駅を使うひとときは
家族に思いをはせる
大切な時間になっているようだ。
≫新潟県の六日町駅と
犀潟駅を結ぶ、ほくほく線。
ここに、驚くべき秘境駅がある。
≫なんと、ここはトンネルの中にある
秘境駅なのだ。
ホームを出ると長い階段が待ち受ける。
およそ60段を上ると
駅舎があるのだ。
≫ここは新潟県十日町市にある
美佐島駅。
ホームは地下10mにあり
真夏だというのに気温は8度。
列車の本数は
1時間に2本あるのだが…。
≫この日、8時間待ち続け
16本の列車が到着するも利用客はゼロ。
本当に利用する人がいるのか?
と、次の日。
≫前日の光景が嘘のように
子どもたちが一斉に降りてきた。
実はこれ
地元の親子を対象にした
秘境駅を探検するイベント。
≫しかし滞在時間わずか5分で列車へ。
あっという間に、もとの静かな
秘境駅に戻ってしまった。
1997年に開業した美佐島駅。
一体なぜ、トンネルの中にできたのだろうか?
≫近くに集落が点在するため
駅が必要とされていたこの地域。
そこで、トンネル工事の拠点を
駅として利用したという。
取材を始めて3日目。
この日、秘境駅の外へ出ようとすると男性の姿が。
≫西村治久さん、48歳。
無人駅のため、朝と夕方に
ボランティアで
清掃をしているという。
駅から歩くこと20分。
築100年のこの古民家で西村さんは暮らしている。
≫この古民家では
現在10人が共同生活している。
実は西村さんには、美佐島駅に
特別な思い出があるという。
≫さまざまな人たちが
集まる、この古民家。
多くの人が秘境駅に降り立ち
ここへやってきた。
当番組は同時入力の為、誤字脱字
が発生する場合があります。
当番組は同時入力の為、誤字脱字
が発生する場合があります。
菅原≫台風の影響で
停電が続いています。
林≫電気が使えず
避難の情報が届かなかった
千葉県の70代の男性は
屋根が飛ばされた家で
生活を続けていました。
≫被害の大きかった千葉県では
今もおよそ40万軒で
停電しています。
そのうち市原市では
5万5000軒ほどが
停電しています。
市内に住むこちらの男性は自宅が被害を受け
家には物が散乱しています。
実は自宅がある被害を受けたのです。
それは…。
≫2階の屋根が強風で飛ばされたのです。
市原市に台風が最接近した
午前4時ごろ
突然、屋根が
吹き飛んだといいます。
男性は、罹災証明のために
被害状況を
写真に収めました。
現在は、応急処置として青いビニールシートで
しのいでいます。
病気で入退院を繰り返している妻と2人暮らしだという男性。
近くの避難所には行かず
自宅で過ごしています。
≫停電でテレビなどの情報が
入ってこないため
男性は避難所があることを
知りませんでした。
更に、避難できない理由も。
≫東京電力は現場の状況などから
今日中の全面復旧の見通しが