向かって左側が子どもで右側がお母さんだと思います。
堀井≫やっぱ、大きさで
分かるんですか。
岩合≫親子です。
非常に警戒をしてますけれど。
本当にそれはすべて自分の身を
守るためのものなんですよ。
僕たち、今
少しずつ近づいていたの
風下から回っていったんですけど
顔が見たくて
ちょっと風上のほうに
回り始めたから
はっと気が付かれましたけど。
ンゴロンゴロの動物って風で生きてるんです。
雨が風によって
風で雨が運ばれますよね。
すべての動物が
風によって生きてると思うんです。
そういった意味で、サイが
特徴的だと思います。
堀井≫風が運んでくる
においや音だったり
危険を察知してるっていう
感じなんですか？
岩合≫そのとおりですね。
堀井≫本当にすてきな映像が
この瞬間、お届けできてるんじゃ
ないでしょうか。
岩合≫背景がすばらしいですよね。
外輪山の。
新井≫そして堀井さん、今もこの
生放送でクロサイの様子を
ご覧いただいてますけど
実は、岩合さんがこちらに
入られてから
クロサイの撮影にも
成功していますので
ちょっとそちらも
見ていただきましょうか。
これですね。岩合さん
これは、どういった
状況なんでしょう？
岩合≫今、ちょうどわれわれが
クロサイの親子を
見てるのと同じくらいの
距離に近づくことができました。
このときは、超望遠レンズを
持っていたので
これは超望遠レンズで
撮影しました。
だいぶ距離が離れてるんで
耳だけは動いてますけど
少し安心を
し始めてくれたんですよね。
辺りを、様子を見ています。
これは、安心をしてくれて横になってくれたということです。
堀井≫なかなか
これ見れないですよね。
岩合≫雨が降ってるときの
クロサイです。
雨が降って
目覚めたようなことで
しきりに今…。クロサイって
やっぱり、上唇が非常に出てるんですよね。
シロサイと違って。
シロサイは口が広いけどワイドライノーって
いわれてたのが
ホワイトライノーって名前に。
今、非常に草の、はみ方が
優しい。
これが生中継で映ってる
サイの親子です。
やっぱりおしりをつけて
両方の頭を
風下に向けてますけど
今、非常に注意を
向けてるところです。
堀井≫先ほど、雨が降ったら
サイを撮るのには
絶好のチャンスと
おっしゃってたじゃないですか。
それはどういう意味なんですか？
岩合≫においです。雨が降ると
においが発散しないからです。
届かないからなんです。
本当に風しだいだと思います。
すべての動物が
風で生きてるといって
いいと思います。
ということでは、僕たちも
風に寄り添って
やっぱり、生きていくべきじゃないかと
時々、感じます。
堀井さん、どうですか？
やっぱり風っていうのは
とても大切ですよね？
堀井≫ふだん、東京いると
感じることは
ないんですけど、こういう