♪♪~
<子供の頃に見た
ある光景が目に焼き付いています>
<父親から母親への暴力>
(新田令華さん) ただ殴ってるお父さんが怖かった。
やめてって言って
入って行った時に→
抱きかかえられて
父親のほうに。
で
ほんで 「もう やらんから」みたいに言ったけど→
抱きかかえながら殴ったんです
。
そのことが一番
覚えてる。
(
裕子さん) 私 うつなんでそれ 耐えれないんですよ。
私
うつなんですよ。
昨日も薬
飲んでたんですよもう すでに。
最初
絡んで来たのそっちやからな。
あなた
いつまでもテレビ見てるからでしょう→
試験中やっていうのに
。いつまでもちゃうわ!
<幼い頃の記憶と共に歩んで来た
道のり>
<大人になった彼女の→
まなざしの先にあるものは…>
<中学3年生
15歳の頃の令華さん>
<母と二人の母子家庭です>
つくね 行ける?うん 行ける。
<小学校に入る前
5歳の時父親の元を離れました>
<裕子さんが夫と離婚したのは
結婚から10年目→
40歳の時>
<理由はDVでした>
<夫は製薬会社の営業マン>
<よく気が付く優しい人だというのが→
第一印象でした>
<ところが 結婚直後から暴言や暴力が始まったのです>
まず
「おのれ!」とか口汚く ののしられますよね。
買い物行く時に
メモをして行ったら→
「
そのぐらい覚えられへんのかアホ」と言われるんですね。
で
一生懸命 あれとこれと…指折って→
それ
買って 帰る中で何か忘れてたとしたら→
「
メモぐらいして行け!」って言われるんですよね。
メモ取ってても
ののしられメモしなくても ののしられ。
最初は
それこそパー。
パーやったらええとか
グーやったらええ→
…とかいう問題じゃ
ないんですけど。
パーで済んでたのが→
最後の頃にはグーになってたりとか→
蹴られたりとか→
髪の毛つかんで引きずり回されたりとか。
<夫に殴られて
出来たアザ>
<命の危険
精神的な限界を感じ→
幼い令華さんを連れて
家を飛び出しました>
今度
ちょっとね薬 変えてもらうんですよ。
(
記者) 何の薬なんですか?えっと 入眠剤が…。
どうもね…
。
これ
レンドルミンなんですけどね。
これ
弱いらしいんですよ。
で
変えてもらうことに…。
<夫の支配から逃れても
苦しみは続きました>
<大きな物音に敏感になり→
心療内科に通い 薬に頼る生活>
<うつ症状のため
仕事もできず→
自宅に引きこもり→
子育ての余裕は全くありませんでした>
<DVの影響は令華さんにも>
<消えない 2歳の時の記憶>
その時は
すごい怖いってだけでした。
ただ