気持ちになるから。
そうすると、またさらに
危機意識がってことで。
これ、大事ですね。
まずは知ることからですね。
中林≫防災のスパイラルですよね。
ぐるぐる回りながらどんどん防災力が上がっていく。
井ノ原≫これだけやっても
十分というところまでは
いけないわけですよね。
いくところまでいかないと。
中林≫どんどんいくんです。
ただ、あそこが忘れるになると逆のスパイラルになる。
テリー≫結構
大きなことがあっても
すぐ次にまた大きなことがあると
忘れちゃうから。
小野≫ツイッターにも危機意識が
芽生えたという方
たくさんきています。
備蓄品の置き場を変えた。
取り出しやすいところに
という方もいらっしゃいますし
今年、クリスマスの買い物は
備蓄にするっていう方も
いらっしゃいます。
ドラマがきっかけで
新しい行動が生まれると
私たちもうれしいです。
首都直下地震が起きる前に
本当に知っておきたいこと
まだまだ見ていきます。
小野≫今日、DAY4でもう1つ気になったことは
やっぱり情報の問題ではないかと。
井ノ原≫それは一番気になりました。
小野≫堤防決壊の問題
ドラマの中ではSNSが本当にデマじゃないのか
本物なのかって
すごく美香たち、悩んでましたね。
井ノ原≫NHKだったら
どうします?
小野≫NHKだったら…。
NHKはもともと災害のときにSNSの情報を扱うときは
必ず、日ごろからですけど
SNSの情報は
複数、情報源があるかどうかとか
情報を出している人の信頼性っていうものを
チェックしたり、そして
何人も何人もチェックを重ねて
絶対、デマにおどらされることが
ないように
万全の備えはしてるんです。
それでも、もし美香みたいに裏づけが取れてない情報を
出すか、出さないかって
悩むっていうことは
メディアにいる人間
伝える人間にしたら
これ以上ないぐらい
苦しいことだと思うんです。
編集長が倒れるのも
もっともだと思うぐらいの
苦しみも。
だから備えなきゃいけないんだと。
だから日ごろからどんなところに
危険が潜んでいるか
どういうことが
起こりえるのかを
チェックしておかないと
いけなかったんだということが。
日ごろから取材に
あたっている人たちが
今、やってることですけど。
そのことの大切さを改めて…。
井ノ原≫情報でいうと
テレビ局もそうですけど
我々も、みんな一人一人
スマホを持っていて
誰でも、どこにでも
情報を発信できる立場に
なっているじゃないですか。
中林先生、地震のときにライオンが逃げ出したって
情報が出回ってしまった。
先日、教えていただいたのは
それは同じ角度の
写真ばかりだったと。
でも違う角度の写真がないのかと
まず探すことも大事で。
同じ角度ばっかりだと
信ぴょう性が
低いんじゃないかって。
中林≫文章も同じだったりしてね。
井ノ原≫それで
だまされないためには
日ごろから知識をつけていって
でも、この近くに動物園は
ないんじゃないか?とか
例えば知識があれば
これ、うそなんじゃないと
疑いの目も向けられるから。
小野≫知るっていうのは