喉や気管にたまった…
胃に 直接栄養を流し込む…
呼吸を管理するための…
病気や障害のため 日常的に
医療的なケアを受けながら→
生活する子どもが増えています。
医療的ケア児が 成長とともにぶつかる課題について話し合う→
2回シリーズ。
本当に 1人で 全部やらなきゃいけないっていう→
そのプレッシャーばっかりで。
できれば普通の保育所とか 幼稚園に→
受け入れて頂きたいんですけど。
今日は 学校教育と卒業後の悩みがテーマです。
どうすれば 安心して学び
暮らしていけるのか 考えます。
「ハートネットTV」です。
昨日に引き続き→
医療的ケアが必要な子どもと→
家族の暮らしについて考えていきます。
スタジオには 4歳から14歳まで
さまざまな年代の→
医療的ケアが必要な
子どもたちと→
そのご家族にお越し頂きました。
皆さん どうぞよろしくお願いします。
(一同)よろしくお願いします。
さて 成長とともにさまざまな課題にぶつかる→
医療的ケア児の生活ですが→
昨日は 退院後の生活と→
未就学期の悩みについて
考えてきました。
今日はですね
この 学齢期と→
そして 卒業後の悩みについて
考えていきます。
まずは 学校問題です。
スタジオにお越しの山田萌々華さんは→
学校に通いたくても
通えないという状況です。
こちらをご覧下さい。
都内にある山田さんのお宅です。
朝ごはんです。
萌々華さんは先天性の難病のため→
医療的ケアが必要です。
はい つなぎました。 せ~の…。
(2人)頂きます。
両親は共働き。
行ってきます。
行ってらっしゃい。
はい じゃあね。
バイバ~イ。
じゃあ すいません
よろしくお願いしま~す。
母親が 仕事に出かけたあとは
ヘルパーと留守番です。
おはようございます。
おはようございます。
元気?
元気です。
やって来たのは
特別支援学校の教員。
学校に通う代わりに
訪問教育を受けているのです。
これから萌々華さんの授業を…。
始めます。
出席を取ります。
3年2組 山田萌々華さん。
はい 元気です。
今日の予定をお話しします。
授業は 週に3日 2時間ずつ。
時間数が少ないため 勉強が後れ→
前の学年の学習内容も
終えていません。
「タ」カタカナの「タ」。
そうだね。「タ」2個。
「タ」が2個あります。
はい。何て読むと思う?
多い。
多い。 そうです。
♪♪~(リコーダー)
萌々華さんは 医師から小学校への通学も→
可能と言われています。
しかし 教育委員会は人工呼吸器の子どもは→
親の付き添いが必要だと
判断しています。
仕事のため
親が付き添えない萌々華さんは→
訪問教育しか
選択肢がありませんでした。
よくできました。 さあ 次いこう。
母親は 萌々華さんが学校に通えていない現状に→
不安を抱えています。
あの~ 萌々華さん。はい。
今 学校に通えていない
という事ですけれども→
どんな気持ちでいますか。
早く学校に行って 勉強したりお友達と遊んだりしたいです。
学校に行ったら どんな事を→
特に やりたいなっていうふうに思ってますか。
お友達をいっぱい作ったり→