ジムの経営者 コス・マルティンさん。
麻薬を売った罪で 4年間 服役していた。
すごくない? 半年だよ。
うん。 ほんとだ。
刑務所のドクターからこのままの体重では→
命の保証はできないと宣告された
コスさん。
ダンベルもない 小さな独房で
独自のトレーニングを編み出した。
ふ~ん。
出所後 ジムの設立に向けて奔走する。
資金を調達するため 投資家にプレゼン。
元受刑者を雇い入れ→
社会復帰の場を作るという
ビジネスプランを実現した。
すごいね。
いよいよ レッスン開始。
日本の女性たちに響くのか
自ら確かめる。
(コス)1 2 3 4! Come on!
教わるのは 道具を何も使わず→
自らの体重を負荷にする…
自重トレーニング。
人口密度 高いね。
うん。
コスさんが考案した さまざまな運動を→
ほぼ ノンストップで行い引き締まった体を作り上げる。
始まって5分。
前川さん 早くも つらそう。
そんな時 浴びせられるのが
コスさんの言葉のシャワー。
乱暴な言葉で 鼓舞されることで
気持ちが高ぶり→
どんなに きつくても
不思議と乗り越えられる。
う~ん。
前川さん いつの間にか夢中に。
45分のレッスンを やり遂げた。
コスさんに 聞いておきたいことがあった。
あの 何ていうんですかね…
心が熱くなる エクササイズと出会えた。
続いてのほっこりカルチャーは
イタリア・ボローニャから。
ヨーロッパ最古の大学が
生まれた都市だ。
そんなボローニャで出会うのは…
実は ボローニャは「絵本の聖地」といわれている。
毎年 春に開かれる
世界最大の児童書見本市→
「ボローニャ・ブックフェア」が
その ゆえんたるもの。
この地を訪ねるのは
ベストセラー児童書編集者…
そう。 皆さんも ご存じ→
顔の形がおしりに似ている探偵の物語を→
世に送り出した人物だ。
現在 7か国語で翻訳 出版され→
シリーズ累計発行部数は
700万部を超える。
へ~ すご~い。
今回 ボローニャで探すのは子どもたちの心が動く絵本。
そういうものを 心動く本なのかな
っていうふうに思ってます。
毎年4月に行われる見本市には→
世界80か国 1,500近くの出版社が集まり→
最新の本を巡る情報交換や
版権の売買を行う。
高林さん 会場で 気になる絵を見つけた。
いいね~。
シロクマはね。
Hi,Nice to meet you.Nice to meet you.
作者は スイスの絵本作家
パロマ・カノニカさん。
動物のイラストは 親友のことを思って
描いたものだった。
心が動く絵本を求めて。
次に訪ねたのは斬新な企画が得意な フランスの出版社。
カラフルな絵本が多い中
高林さんが 目をとめたのは…。
色が使われているのは 主に「涙」。
子どもたちの涙にはいろんな種類があることを教えてくれる。
もしかしたら 言葉にできない思いを
涙で伝えているのかもしれない。
人には見られたくない 涙かもしれない。
けれど 抱き締めてもらえればどんな涙も 引っ込んでしまう。
涙が止まると
絵本には 黄色が さし込み始める。
そして ラストには…。
色鮮やかな世界が 現れる。
(高林)Thank you.
人の心が動く絵本。
言葉や文化の壁をこえる
あたたかいメッセージが込められていた。
はい どうぞ。
世界を巡り 心と体を温めるすてきなモノを探した旅。
かわいい顔してるね。 ハハハハッ!
暮らしの中の 小さな「ほっこり」は→
人生を 少しずつ豊かにしてくれる。
目を凝らせば あなたの周りにも→
たくさんの「ほっこり」が見つかるはず。