住吉大社で予定していた
両横綱による

土俵入りの中止を決定。
春場所の開催については
来月１日の
臨時理事会で
結論を出す方針です。
このほかプロボクシングでは
あさってから来月３１日までの
すべての試合を
中止や延期することが
決まりました。
新型コロナウイルスの感染は
世界的に広がっています。
中でも、イタリアやイランなどで
感染者が急増しています。
イランの感染状況を
メディアに説明する
保健省の次官。
この翌日


次官自身の感染が確認されました。
イランでは
１３９人の感染が確認され
中国以外で最も多い
１９人が死亡しています。
ヨーロッパで
最も深刻な状況のイタリアでは
感染者が３７４人に増え
１２人が死亡しました。
韓国でも
感染拡大が止まりません。
感染者が、きょう１日で
２８４人増え
１２６１人に。
死者は１２人となりました。
駐留するアメリカ軍でも
男性１人の感染が確認されました。
日本政府は
このあと午前０時から
韓国南部のテグなどに
滞在歴がある外国人の入国を
拒否することを決めました。
国内でも感染が拡大する中
私たちが
家庭でできる予防対策とは
具体的に
どんなことなのでしょうか。
感染症対策に詳しい
東北医科薬科大学の
賀来満夫特任教授などの

グループが
ハンドブックをつくり
公開しました。
もし家族に症状が出た場合
どう対処すればよいのでしょうか。
ハンドブックでは
看病する人は
なるべく１人に限定し
手袋やマスクをつけるほか
手はこまめに洗うこと。
そして看病する人も
毎日２回は体温を測定し
症状が出ないか気をつけてほしいとしています。
さらに
ウイルスを
広げないことも大切です。
感染の可能性のある人と食事する際は
大皿から取り分けるのでなく
別々に盛りつけ
使用後の食器は
消毒液に５分以上浸したあと洗ってください。
衣類や寝具も
共用は避けましょう。
食べたものを吐くなどして
体液がついている可能性が
ある場合は
８０度のお湯に
１０分以上浸したあと
洗ってください。
換気も大事です。

１時間から２時間ごとに
５分から１０分程度、窓を開け
換気するようにしましょう。
このほかハンドブックには
これまでに分かっている新型コロナウイルスの症状や
感染経路などの情報
それに、手洗いや消毒など
家庭でできる対策について
具体的に細かく書かれています。
賀来特任教授は
自分や家族に症状が出ると
どんな行動をとればいいか
戸惑う人も多いと思う。
感染リスクを下げ
安心して生活ができるよう
ハンドブックを
役立ててほしいと話しています。
このハンドブックは
大学のウェブサイトで公開され
画面左のＱＲコードからも