楽団一行のバスらしきものをユッコさん 捜索します。
そして 見付けました。
見付けた?
はい。
で このバスの周りをですね→
制服姿で サックスを片手に→
グルグル グルグル うろつきます。
(秋山)マジで
ちょっと やばいじゃん。
もう 瞳孔が まあ…。
そして そこにやって来た→
グレン・ミラーオーケストラの
一行。
さあ その反応はいかに?
(秋山)やばいだろ…。ドン!
「エクセレント!」
「ファンタスティック」。
更には
こんな ひと言も言われました。
ええー! 本当?
マジで?
そうなんです。
あの やっぱり→
アメリカ人の方って
すごい フレンドリーな感じで→
もう 聴いたら みんな
踊りだしちゃったりとかして→
「明日から一緒に
君もツアーに行こうよ」って→
言ってくれたんですよ。
(森川)ええ…。
そんな憧れのオーケストラから→
奇跡のオファーを受けたわけなんですが→
ユッコさん ここで 意味不明の
回答をしてしまうんです。
「いや 学校あるんで無理です」。
あら。
このオファーを
一瞬で断ってしまうんですよ。
えっ 授業サボってるのに?
普段。
なんか やっぱり
毎日の練習の積み重ねがないと→
こんな人たちとは無理かなとか
いろいろ考えちゃって。
「いや 明日から学校あるんで
無理です」って→
言っちゃったんですよ。
授業はサボるんでしょ?
それで また 音楽室へ…。
はい。
外枠だけは しっかりやるのね…。
(一同 笑い)
(秋山)すごい チャンスなのに
逆に。
はい。
弘中ちゃん…。
これが… はい。
という事で 一緒に共演する事は未遂で終わってしまいましたが→
ユッコさん…。
…という風に まあ 決意を→
また 一層固くした
という事なんですね。
(秋山)すごいってなったのは
確かなんですもんね。
はい。 そうなんですよ。
高校を卒業したユッコさんは→
音大に通うわけでも
師匠を見付けるわけでもなく…。
あえて
アウェーの場所に飛び込んでは→
力を磨いていくぞ!
とにかく 演奏する場所を求めて→
ジャズとは関係ない場所に
突撃をし始めます。
まず 1つ目→
「格闘技の世界戦にサックスで突撃」。
[外:6EB29F1917CAEA1CADF94F5496A4C374]が日本であったんですよ。
で イベンターさんがユッコのライブに来てくれていて→
その人に 「ボクシングで
吹きたいです」って言ったら→
「じゃあ
世界タイトルマッチの時に→
『君が代』吹く?」って言われて
実際に…。
(ユッコさん)でも リング上って
すごい 血まみれなんですけど→
ちょっとでも間違えたら なんか→
殺されるんじゃないのかなって思いながら…。
すごい 緊張しながら吹きました。
そして いくね 結構。ねえ!
切り込んでいくんですよ 自らね。
他にも「仏像の前にサックスで突撃」。
これは どういう事ですか?
これもユッコのライブに来てくれた お客さんが→
お寺関係の人がいて。
で なんか 「うちで吹く?」みたいな感じで言ってくれて。
全部 同じじゃない? 入り口が。
そうなんですよね。
何々関係の人いて