選手たちの間では…。
もう あいつだよ さっきの。
さっきのヤツですよ。
有名になっちゃった…。
噂になっていたそうなんですよ。
引き上げたあとの控室に行って→
選手が 首を こう引っ張って治療してるところを→
受け取って。
その場でできれば その場でして→
ダメなら すぐ持って帰って
翌日送るっていう感じですね。
でも これぐらい 本当に
一生懸命作ってくれるので→
オサムさんの衣装の事は
口コミで広がりまくりました。
はい
こちら 紙芝居でご紹介します。
まずですね 口コミを聞いて
やって来たのは→
長州力さん 天龍源一郎さんなど→
さまざまなレジェンドレスラー。
１つだけ難しかったのは…。
[外:6EB29F1917CAEA1CADF94F5496A4C374]という事なんですね。
すごい。 でも 大学生ですよね？
バイトの。
「お前 このキラキラしたの作れ
バカ野郎」って言って…。
よくよく考えたらね
大学生に対してね。
ただ そのあと ボソっと
「ありがとな」って→
言ってくれるわけですよ。
（森川）可愛い！
この頃 オサムさん
あまりに依頼がくるので→
大学生のアルバイトなのに
自腹で→
５０万円の業者用ミシンを ３台→
購入していたという事なんです。
もう 投資だ じゃあ。
はい。
まあ 当時 クラスメートとかは
車をね 買いたいとか→
そういう友達ばかり
だったんですけど 僕は もう→
ミシンが欲しくてしょうがなくて。
まあ ミシンを買いましてね。
ねえ… 大好きだから
できる事だと思います。
そして ついに あの超大物からも→
オファーがきたんです。その方は…。
はい ジャイアント馬場さん。
（秋山）おおー！
すごく緊張しました。 やっぱり
馬場さんの仕事ですから。
選手の間でも
話題になってたんでしょうね。
すごいヤツがいてって。
それ 馬場さんまで届いたって事でしょ？
そして 馬場さんの衣装担当から→
口コミを聞いてやって来たのはこの方。
なんと ソウル界のレジェンド
ジェームス・ブラウン。
ええー！
何 そこ…？ その飛び方。レスラーだと思ったら。
ちょうど 日本で
コンサートツアーに→
ジェームス・ブラウンさんが
来られてて。
動く時に 靴下を
見せたくないっていうんで→
なんか こう
靴下が隠れるカバーを→
作ってくれないかという
ご依頼で 作ったんですね。
すごっ！
こんな感じで→
大学生なのに
大人気のオサムさんだけど→
卒業後は 好きな事と仕事は
きっぱり分けようという事で→
サラリーマンになった
というわけなんだ。
会社に内緒で 趣味として
衣装作りを続けたため→
仕事後に
毎日 朝まで衣装作りをして→
睡眠は通勤電車のみ！
外回りのついでに衣装を届ける。
そんな日々が続いたんだ！
他にもですね オサムさん→
ある時 会社内のイベントで
企画を任されたんですが→
ついつい 大好きだから
プロレスラーを出しがち。
これ バレないんですか？
オサムさん。
なんか 飲んでて
プロレスの話とかになったら→
出ちゃいません？