出かけないほうがいいって
何だこの年末はって
思われるかもしれないですけど
どっちも命にかかわることなので
仕方ない部分が。
今村≫寒さも厳しくなるので
本当に雪と寒さにはしっかりと備えて
お過ごしいただきたいと
思います。
林≫若者を中心に
大麻の摘発が増え続けています。
売人の逮捕の瞬間を警視庁の
捜査に密着していたカメラが
捉えました。
≫東京・歌舞伎町。
車内から見つかったのは
大量の大麻や覚醒剤。
職務質問から逃れようと
信号無視を繰り返した男は
15分間の逃走の末に
取り押さえられました。
新宿などの繁華街を中心に
パトロールする
警視庁第二自動車警ら隊
通称・二自ら。
職務質問の精鋭部隊です。
パトロールは2人1組。
ベテランの丸井隊員と
入庁8年目、中堅の青柳隊員は
コンビを組んで4か月。
多くの薬物事件を摘発してきました。
≫目を付けたのは
隣を走る白いバンタイプの車。
車内の若者たちが青柳隊員らと
目が合った瞬間
落ち着きがなくなったことを
不審に思いました。
≫突然の職務質問は
嫌がられるのが常だそうですが
その必要性を丁寧に説明して
所持品、車の荷物などをくまなくチェックしていきます。
≫この若者たちは
何も問題はありませんでした。
丸井、青柳コンビは
20代の若者を中心に
職務質問を繰り返していきます。
その理由は近年の薬物事情にあります。
警察庁の統計によると
大麻で逮捕された人は
この4年でおよそ2倍に増加。
2020年は過去最多だった去年を上回る見通しです。
上半期の統計では
半数近くが20代の若者。
10代を含めると
全体の7割を占めています。
丸井、青柳コンビはこの日
5分に1回のペースで
職務質問を進めていきます。
10組目のチェックが終わったその時でした。
≫2人のパトカーから
200mの地点で
職務質問を振り切り
逃走した車がいるという情報が。
信号無視を繰り返し
逃げているといいます。
≫警察官に取り囲まれて
争っているとの情報が入り
現場に急行。
≫青柳隊員もあとを追います。
≫逃走した男を
青柳隊員らが取り押さえました。
≫助手席には
乾燥大麻のかたまり。
小分けされた袋が
14個見つかりました。
大麻の吸引用とみられる
電子タバコも。
売り上げを伸ばすためか
若者に人気のブランドロゴが
無断で印刷されています。
液体状の大麻リキッドやおよそ750回分の
覚醒剤も見つかりました。
男は違法薬物の売人とみられています。
そのほとんどが海外から
密輸されている違法薬物。
新型コロナウイルスの影響で
ある変化が見られるといいます。
≫1月にはカナダから到着した
冷凍エビの箱に
大量の覚醒剤が。
3月にはタイから運ばれたステーキ用の石板に
100kg以上の覚醒剤が
練り込まれていました。
これまでの
航空機で少しずつ運ぶ方法から
船での大量輸送にシフトしている
とみられています。
東京税関はコンテナ検査の体制を
強化しています。
まず、コンテナが丸ごと入る