して
皆さんに要請しなきゃいけない
わけですから
緊急事態宣言が出されたことを想
定して我々は準備を始めるという
ことを言ったんです。
どの業種をどうするかといったことを細かく詰めろといったことの
指令をしたといったことなんです
ね。
その中で2日、この議論がどんどん
われわれの中で上がってきて
小池都知事がどうしても緊急事態
宣言の要請をしたいと
おっしゃり始めた。
それにどういうふうにするかといった中で、これは一緒になって
1都3県で動くしかないだろうと
思ったわけですね。
決してわれわれ自身のパフォーマ
ンスといったことではなくて
もっと現場は切実なんですよ。
医療現場の声というのは本当に待ったなしですよ。
ですからパフォーマンスをやって
いる状況じゃないんですよ。
その思いを伝えたくて私は
1月2日であってもね、行ったんですよ。
橋下≫非常事態宣言を出して、黒岩
さんはどうするおつもりなんです
か?
黒岩≫本来は特別措置法といったもの、
これは限界がどうしてもあるわけ
ですよ。
だからわれわれはお願いしかでき
ないと、
緊急事態宣言をたとえ出されたと
しても
店名の公表等はできるんですけど
極めて限定的ですよね。
しかし緊急事態宣言という大きな
インパクトがある
カードであることは間違いない、本
来は
特別措置法、我々がずっと求めてき
た改正が先にあるべきだったんで
す。
それがないまま患者の急増が出てきたものですから
我々が取るべき手段として
唯一あるのは
緊急事態宣言を要請するといった
こと、
検討を要請することしかないと。
辛坊≫さはさりながら緊急事態宣言の効力って、建築基準法を無視し
て
建物を建てられるというのが一部ありますけれども
それ以外は全部要請ベースで、
となると
緊急事態宣言が出ようが出まいが、
知事ができることと一緒なんで、別に緊急事態宣言でなくても
神奈川県独自に出しゃいいんじゃ
ないですか?
黒岩≫しかし緊急事態宣言の重み
というのはありますよ。
皆さんの記憶の中にあるじゃない
ですか。
緊急事態宣言が発令されたときに
街がまさに
ゴーストタウンになった。
ありとあらゆる所が
閉鎖されて、営業しなくなったとい
った
あのつらい思いがあるじゃない
ですか。
ああいうことになるんだなといっ
た思いが皆さんに伝わって自分た
ち独自の行動にと。
思うところは
非常に大きいところがあるという
ことです。
橋下≫さっきのメッセージ効果を
期待しているわけで
ある意味、国民がまた自主的な
自粛というところ…
これはしようがないんですよ、今の
法律上
そういう建前になっているので。
緊急事態宣言を出して自粛を求めるのであれば
先に神奈川が1都4県の方で、どう
せ同じお願いなんだったら
飲食店への時短要請以外にも
いろんな要請ということもやろうと思ったらできるんだけれども、
それをやらずに、いきなり政府の緊
急事態宣言の発出というか
責任を政府に押しつけたように見
えるんですけれどもね。
本来だったら、別に緊急事態宣言が
なくても
いろんな要請はできる、
今までやってたわけじゃないですか。
それをやらずに、いきなり、それは
法律の立てつけでしようがないん
だけど