政府の方に押しつける形に見えるんですけれどもね。
黒岩≫それはお二人とも法律に
大変お詳しい方だから
そういうふうなことをおっしゃり
ますけれども、
一般的に受け止め方としては
緊急事態宣言というのは非常に大きなカードだと思います。
緊急事態宣言出すぞと言ったら、み
んなえっ、となりますよ。
ロックダウンという言葉がないか
ら。
橋下≫国民に対する脅しを使う
っていうことですね。
法律の立てつけ上しようがないん
ですけれども、
法律が欠陥なんですよ。
黒岩≫まさにそのとおり、前から申し上げてきましたよ。
特別措置法をね、今は、お願いしか
ないんですよ。
そこはもっと強制力あるものとか
罰則とか、
例えば休業要請するにしたら補償
の問題をしっかり裏づけしてほし
いとか、橋下さんと
この問題はずっと意見は一致していましたから。
これ本当は先に出ていると我々も
っと強い立場で
独自にできたと思うんですね。
志らく≫お願いベースで、前回は言うことを聞いたけれども、
今回は恐らく言うこと聞く人が少
ない。
前回ほどの効果がなかったなのに
緊急事態宣言を出すことによって
多くの店が潰れたりする可能性が
たくさん出てくる。
ならば、店が潰れるよりも、
店を潰す前に
お願いできることをたくさん、とに
かくマスクをもっとしてください、
飲食店はアクリル板を徹底的につ
けてくださいとか、
それからソーシャルディスタンス
なんかも、今は
ソーシャルディスタンスを保って
いるところは
スーパーマーケットくらいです。
あとどこ行ったって、行列ができるラーメン屋なんか
車から見ると
ぎっちりみんなくっついて平気で並んでる。
そこら辺を徹底的にお願いして、
じゃないとまた潰れる店がたくさん出てきちゃう。
気の毒すぎないですか？
黒岩≫我々、徹底的な飛まつ防止対策をお願いすること、
ありとあらゆることをやってきま
した。
ＭＡＳＫといって基本的な感染対
策、
しっかりやってください、会食をす
るときには
マスクを着けたままやってくださ
い。
しゃべるときだけ着けて、食べると
きだけマスクを上げる、
こういうことをやってくださいと
お願いしてきました。
神奈川県ではアクリル板とか
サーキュレーターとか
二酸化炭素の濃度の測定器とか、
お店には無料で貸し出しますといったこともやっているんです。
それを徹底的にやってきたけれど
も、例えば
マスク会食なんてできるわけない
よ、
ピンポイントで押さえられるよい
いながらできないんだよと。
我々、できることはもっともっと強
力なことをやらざるをえなくなっ
てる、それが現状です。
辛坊≫医療崩壊の話なんですが黒岩さん、教えてください。
神奈川県って全部のベッド床がい
くつで、
現在、コロナに使われているベッド
数は何床ですか。
黒岩≫神奈川県の中で今、コロナ対
応で１１００床を目指してます。
辛坊≫いや、全部のベッド数、神奈
川県でいくつですか？
黒岩≫ベッドの数だけじゃないん
ですよ、
医療のスタッフの数もありますか
ら今のひっ迫具合というのは…
辛坊≫例えば東京だとベッド数１
０万、
コロナ用のベッド数は３０００、３
％。
大阪の場合は１．５％、
神奈川県は全ベッド数が幾つで、コロナ用に開放されているのは幾つ
ですか。
黒岩≫全ベッド数は今、数字は把握してませんけどね。
辛坊≫それを把握せずに医療崩壊