血流が回復しました。(大久保)すごい。
これで無事 命をとりとめたんです。
(大島)ほんとだ。
手術の前と比べると…→
しっかりと血液が流れているのが分かります。
更に こちら 別の病院ですが→
治療を行う病院自体も進化しています。
この ずらっと並んだモニターで→
全ての部屋の治療の様子を確認できるんです。
(大島)うわ 見れるんだ。
(大島)そういう指示もできる…。
すごいですね。 今 その 出ました
「ステント」というものを…。
心筋梗塞の治療にとって
重要な器具である ステント。
今日は 実物をお借りしてきました。
(大島)うわっ…。(笑瓶)うわ~ 細かい。
見るには もう…。
(大久保 大島)ちっちゃい…。
はい 直径3ミリほどの。
(笑瓶)血管の中に入れるんですもんね~。
これが… えっ これが血管の中に…。
中に入ってふわっと こう血管を広げてくれる。
これが入る…。
(大久保)何? これ。入る?
(笑瓶)うわ~ こんなものを…。
その外側に血管があるっちゅうことだもんね。
そうです。
(笑瓶)へえ~。
これで広げるんだね。 これで絶対に血液が
ちゃんと流れますようにというので。
えぇ~。
ちょっと圧がかかっても→
キュッと こうなるんだね。
病気された方は。
1つ?
ちょっと こちらご覧頂きます。はいはいはい。
東京都のデータですが心筋梗塞を起こして
病院に運ばれてきた患者さんで→
残念ながら病院の中で そのまま
亡くなってしまう方の割合というのが→
1982年には…。
つまり5人に1人は 残念ながら…という状態でした。
それが 2018年。
つまり もう95%は助かるという時代になったんです。
(大久保)へえ~。
(大島)ほとんど助かる。
すごいですね。
このように とにかく救急車 タクシー 自車で…
そうですね。
約半分。
(大島)えぇ~。
(大久保)病院行かない人が こんだけ…。(大島)どういう選択をするんだろう。
まず 「アイロンで押したような胸の痛み」。
(大島)熱いな…。
「やりで刺されたような胸の痛み」とか→
それぞれの皆さんが その時の状況を…。
「首から みぞおちのしめつけ」。
(大島)わっ 結構 広範囲。
という まあ この方々が
その後とられた行動は…。
(笑瓶)あれ?
(大島)えっ?
「会社に行った」 「何もしない」
「そのまま帰宅」。
(笑瓶)何です? それ。
何もしない人 多いですよ。
(大島)えぇ~?
(大久保)なんで何もしないでいれたんだろう?
(大島)仕事を続けられるんだ。
(大久保)我慢できたのかな。
(大島)苦しいのに?
(大島)えぇ~! ほんとだ~。
発作の時の症状と この行動が
全然合わないんですよ。
(笑瓶)合わないですね。
(大島)全然。
「しめつけられるような胸の痛み」
「そのまま寝た」。
(大島)えっ! 寝れる!?
寝れるんですね。
疲れてたのかな。
記憶違いじゃないですか? とスタッフも聞き返したくなるぐらいの合わなさ。
仕事に行けるぐらいですもんね。
会社に行った方いますもんね。
(大島)えぇ~!
(大島)勇気がいる。(大久保)うん… なんかね。
これ 私たちは
この方々のご協力を得て…。
なぜ すぐに病院に行かなかったのか。
正直に おっしゃって…いろいろ 頂いたおかげで…
まず その1です。 どうぞ。
強烈な痛みに襲われているのに…
それを1つずつ見ていきましょう。
生の声をお聞き下さい。
こちら…
今から およそ20年前心筋梗塞を経験しました。
発作に襲われたのは 通勤の途中。
極めて激しい苦痛に襲われたといいます。
尋常ではない痛み。 しかし水井さんは…