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2021/01/09(土) 13:50〜14:50 土曜スタジオパーク『おちょやん』特集▽ゲスト 若村麻由美[字]


人のを見て、結んでいたんです。
あるとき、お稽古場で
自分より年上の人が帯を結んでいるのを見たら
自分と全然違う結び方で
こうやったら
緩まないんだとかいうのを見て
それをまねしたりして。
子どものときに
そういうふうにしていたから
自然といろんなことが



分かるようになりました。
近藤≫それは後輩さんは
うれしいですね。
松岡≫そんなノウハウを
杉咲さん、千代に教えたわけなんですけど若村さんは千代との
シーンで特に印象に残っている
シーンがあるということです。
千鳥≫さっさと出ていきなさい!
千代≫そやな。
ほな、そないさしてもらいます。
何が山村千鳥一座や。
昔、ちょっこと
活動出てたんかどうか知らんけど
今、あんたのことなんか
だ~れも知らんわ!
お稽古で、大概
偉そうなこと言うてはったけど
ご自分は、ちょっことも
お稽古しはりませんやん。
うちは、みんなが楽しいと思える
お芝居がやりたいんだす。
自分のことしか
考えてへんお人に、そないな芝居
作られしまへんわな。
大好きなお芝居をあんたみたいな人から
学びとうあれしまへん!
短い間だしたけどお世話になりました。
いや、お世話しました~!
若村≫すかっとしましたね。
近藤≫なるほど。

なぜこのシーンを選ばれたんでしょう?
若村≫え?
だってすかっとしませんか?
あんな横暴な人に向かって
あんなことが言えるなんてね
なかなか日常じゃ
言えないですよね。
台本を見たときにね
あのシーンを読んでみたときに
よく言った!って
思いましたね
おもしろかったですね。
近藤≫若村さんは言われる側じゃないですか。
言われる側としても。
若村≫言われる側だと思っていても
杉咲さんが本気の目つきで
本気でかかってくるので
なんて言うの、この小生意気な
小娘がってあのときは思いました。
最後のお世話しました!という
せりふもいいんですけど
あの、
「た」を伸ばせと言ったのは演出家なんです。
それを瞬時に
杉咲さんがああいう表現に
変えたというところが、私は
さすが花ちゃんだなと思いました。
松岡≫本当に見事な
ヒロインぶりだったわけなんです
けど、若村さんも

朝ドラのヒロイン
だったんですよね。
昭和の初め東京出身の女性教師が
大阪の学校で理想の教育を求めて
奮闘する女性版「坊ちゃん」です。
成島≫有力なる諸侯は…。
翠≫ごめんなさい。
あら?
成島≫あら?早乙女先生教室間違ごうてませんか?
翠≫だって、ここ
3年4組でしょ?
成島≫ええ。
翠≫それじゃあ間違いないわ。
水曜日の5時間目は私の授業です。
成島≫きょうは木曜日ですよ。
翠≫失礼しました。
加勢を頼んで弱い者いじめするやつらは許さん!来い!
いやあー!面!とう!
いやあー!とう!面!
<拍手>
若村≫なんか結局どなっていましたね。
近藤≫結局いつの時代も
どなっていらっしゃって。
若村≫もっといいシーンも
あったはずなのに、おかしいな。
近藤≫この朝ドラで
デビューされたと。
苦労されたんじゃないですか?
若村≫本当に、こういうカメラが何台もある時点で
緊張しちゃいますし


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