渡辺≫こんばんは。
「スーパーＪチャンネル」です。
昨日、突然発表されました
全国の学校への
休校要請に
教育現場や保護者から
困惑と
不安の声が上がっています。
紀≫また、和歌山県では
新型コロナウイルスに感染し
入院していた
７０代の男性が死亡しました。
≫和歌山県によりますと
７０歳代男性は農業従事者で済生会有田病院を
受診したことがあり、１３日に
感染が確認されていました。
死亡したのはクルーズ船の
下船者含め９人で
西日本では初めてです。
広がり続ける新型コロナウイルスの影響は
ついに教育現場にも及びました。
３月を待たずして３学期が終わりました。
≫和歌山県の高校では
来月行われる予定の
卒業式が
前倒して行われました。
≫安倍総理の突然の要請により
全国の小中高の各学校は
事実上、来週の月曜日から
春休みまでのおよそ１か月の間
休校する見通しとなりました。
つまり、臨時休校までの猶予はわずか３日しかなく
都内の私立高校でも昨日の夜
緊急会議が開かれました。
≫この高校では明日２９日から
来月４日まで期末試験を予定していました。
このままでは試験が実施できず
成績がつけられません。
≫突然、３学期最終日の登校。
卒業式を控えた生徒たちには不安もよぎります。
≫一方、子を持つ親にとっては
感染拡大を防げることには賛成ですが
共働きの家庭などでは
困惑の声が上がります。
≫各自治体も
受け取り方は、さまざまです。
≫対応もさまざまで
来週月曜日からは無理という自治体。
≫また、金沢市は
休校はしないと結論付けました。
≫休校するのか、しないのか
≫全国一斉休校について
さまざまな工夫があってよい
という政府。
でも
一体、どう工夫すればいいの？
そんな声が上がっています。
全国に先駆けて昨日から多くの小中学校が
休校している北海道。
函館市のシングルマザーの女性は
訪問介護の仕事をしながら
小学３年生の娘を
育てています。
≫今回幸い、祖父母に来てもらうことができましたが
不安も残るといいます。
こちらの共働きの家庭は
娘を保育園に預けられることに
感謝しています。
一方で、小学５年生の長男が
学校を休んでも妹は普段どおり保育園に通うことで
結局、感染のリスクを
家庭に持ち込んでしまう
心配もあるといいます。
それぞれの家庭のそれぞれの事情。
さまざまな葛藤が
生まれています。
さいたま市にある、学童保育。
特に低学年の子を持つ保護者からの問い合わせが
相次いでいます。
通常、平日は放課後の午後３時から
児童を預かります。
これを春休みと同じように
午前７時くらいからにするのか
というのです。
≫朝から児童を預かるにしても
難しい問題はあります。人手の問題です。
春休みや夏休みの際は
あらかじめ
アルバイトなどを
確保しておくのですが
今回、あまりに急なことでした。
≫小学４年生の娘と２年生の息子を
学童に通わせているという
共働きの家庭は
なぜ、ここまで急だったのかと
憤ります。
≫東京・日本橋で
ベビーシッターなどを行う業者は
電話やウェブでの問い合わせが