つらそ～うな人が いっぱいいて→
僕らの世界とは違う感じがするよね？
これは
ある本に描かれているんだ。
それは…。
皆さん先ほど見て頂いたイラストは→
こちらの本に 描かれています。
タイトルは「もしもの世界」。
昭和４８年に出版され→
当時の子どもたちを夢中にさせた本です。
人間が 手かせをされ→
猿のような動物に連れ回されています。
ここには
こんな文章が書かれています。
さて このイラストは
どんな もしもの世界について→
描かれたものなのでしょうか。
これを見ながら ＴＯＤＡＹ思考実験 やってみようじゃん。
思考実験って知ってるかい？
みんな 「もしも空を飛べたら学校に遅刻しないかもかも」→
って もしもについて考えた事
なかんべか？
それが 思考実験。
みんなも 今日は一緒にやってみるべぇかい？
じゃあ いってみっか。
スタートだってばよ！
さあ これは…
どうでしょう。
多分 あそこ 後ろにいる人たちは
人間でしょ？
手前にいる人 何か人間じゃなくて
動物のような気がする。
いや～ 何か…
（ＩＫＫＯ）ちょっと 悲しいわね。
これ 何かその
綱 引っ張ってんのが 何か…
おお～！
って思ったら 何か…
そうですね。
感じですかね。
「猿の惑星」みたいな。
さあ 実はこのイラストはですね…
…という世界を
描いたものなんですね。
どうなる どうなる？
みんな どうなると思う？
それ 人間より頭がいいんですね？
じゃあ。
だから
この 引っ張ってる側ですね。
私たち ちっちゃいころ
よく こういう映画って→
あったじゃないですか。
はいはい。
…っていう感じも
しなくはないですよね。
ちょうど だから この
「もしもの世界」っていう この本。
これが 基になってるんです。
これが ４５年前とかだからちょうど…
私 そう ドンピシャ １０歳！
僕らは ちょっと あんまりよく分かんないですけど。
（柳原）大人でしたね。
どうですか？ あんま考えた事ないと思いますけど→
人間よりも頭のいい動物が
いたとしたら。
いや だけど 私…
だって…
もう 人間…
何かに従わないといけないんだから 何か 嫌だよね。
でも ほら…
ああ まあ。ああ～！
確かに 確かに。
人間は 大した責任感がないんじゃないですか？
自分より賢い その生物を
恋愛対象に。そうそう。
あの～ ひょっとしたら…
海の 例えば…
…みたいな感じかもしれない。
（柳原）ああ～。
既にね。
何か別に…
でも イルカよりは賢いでしょ。
いや 分かんないですよ。
さあ ここで ちょっと 先生に
お話を聞いてみましょう。
皆さんも 先生に 何か…
押して下さい。（柳原）はい 分かりました。
思考実験中に
「んん？」と思ったらば→
先生に質問できちゃうよ。
じゃ 本日の先生はですね…
先生 お願いします。
よろしくお願いします。
五箇先生は 昆虫学者。
特に 海外からやって来た生物の研究をしているお方。
先生ね それもう ふだんから
ちょっと思ってた事があって→
人間 賢いじゃないですか。