2018/07/30(月) 16:47〜17:53 ten.【ノゾキミ!青春をかけた「女子相撲」女子高校生たち“最後の夏”】[字]


けど、私たちの意識ってどうして
も薄れていく。

>>谷口さんは毎年、
犠牲者をしのぶ会を開き、
ことしはまとめたばかりの冊子を配布しました。
>>大人がもっと早く、その異変
に気付いていたら、
サインに気付いていたら、
救えたかもしれない命。
私たち大人にできることは何なの
か。
こういうことをこの都賀川水難事
故を通して考えていきたい。
>>都賀川の水難事故から10年。
どこにでもあるような川で起きた悲劇を、
繰り返さないための努力が続けら
れています。
>>どうしても記憶って薄れてい
ってしまうものだとは思うんです
けれども、奥野さん、こうやって


伝えていくことも大事ですよね。
>>そうですね。
もうそのとき、子どもだった人は、
すぐ大人になっていくし、
産まれてきた子たちは知らなかったり、
引っ越してきた方もいられるかも
しれないし、やっぱりみんながそ
の情報をずっと共有し続けること
によって、子どもたちの安全を守
ることってできると思うので、す
ばらしい活動だと思いますね。
>>蓬莱さんは直接、お話聞かれ
ました。
>>すごくいい川で、
川遊びは全く禁止というのも、それもまた話が違うと思うんですよ
ね。
やはりふだん穏やかなときには浸水エリアとして、
バーベキューや川遊びなどをして
いただいたほうが、
自然と身近に触れ合う機会があっ
ていいと思うんですが、
危ないときは必ず早めに近づくと
いうのが、一つ、教訓ですね。
>>早めに離れることですよね。
>>そうですね。
早めに離れるということですね。
橋の下のこの雨宿りというのが、
一番だめだということで、
この10年前のこの都賀川の水害で何が変わったかというと、
局地的な大雨に対する進歩という

のが、
技術進歩って非常に進んだんです
ね。
まずこちら、
ゲリラ豪雨のサインというのは、
この都賀川の水害から非常にいわ
れるようになりまして。
例えば周辺に大きい雲が出ている
とき、
自分の周りに真っ暗い雲が広がっ
てきたとき、遠くのほうで雷の音
や、それから目で見て、雷が見え
るようなときは、
早めに頑丈な建物に避難するとい
う対策を取っていただきたいんで
すが、あと、この10年間で急速
に進歩したのが、われわれ気象予
報士だけでなくて、一般の方でも、
簡単に気象庁のホームページで、
レーダーが見やすく、
分かりやすくなったということなんですね。
>>ただ、このレーダーって、私
たちが見ても分かるんですか?
>>きょう、
実はスマートフォンつないでいまして、実際にちょっと皆さんに見
ていただきたいと思います。
こちらですね。
これ、今、
気象庁のホームページ、僕が携帯電話でつないで動かしてるんです
が、

気象庁と入力すれば、
このページがまず出てきます。
ここに雨雲の動きっていうのがありますよね。
これをクリックすると、
このように雨雲がこうやって見られるようになっていまして、
こうやって触って拡大できるんで
すね。
画面のここ、このマークをタップ
すると、
位置情報で自分の今いる場所が、
ぽんと出てくるんです。
これでもう周辺に雨雲があるのか
どうか、
危ない雨雲が近づいているかどう
かというのが、
すぐ簡単に分かるようになってま
す。
ここ、
矢印を押していくと、
例えば今ここは雨雲ありませんが、