2018/07/31(火) 21:00〜22:00 ニュースウオッチ9▽日銀が大規模金融緩和策を一部修正▽火星15年ぶり大接近[二][字]


でだということでした。
そして再び、大接近するのは17
年後です。
>>見逃せませんね。
次です。
デフレ脱却に向けて日銀が始めた、

異次元といわれる大規模金融緩和。
日銀はきょう、5年間続けてきた
金融緩和策の一部を、
修正しました。
2%の物価目標が一向に実現できない中でなぜ、何を修正したので
しょうか。
>>日銀の黒田総裁が今後も続けると強調した金融緩和。
始まったのは5年前でした。
>>黒田バズーカとも呼ばれるこの政策。
日銀が国債などを大量に買い入れ、
世の中に出回るお金の量を増やし
ます。
デフレ脱却に向けて始めたもので、
2%の物価上昇率の実現が目標で
す。
景気が順調で、
企業の業績や従業員の給料も上がり、消費も活発化している状態を
目指しています。
異次元の金融緩和を受けて、
活発化したのが投資です。
投資家の吉沢孝太郎さん。
株価の大幅な上昇を追い風に、こ
こ2年ほどは、
ウイスキーへの投資に力を入れて


います。
最初は20万円ほどでしたが、
今ではローンで資金を調達し、
数十倍に投資額を増やしていると
いうことです。
>>一方、金融緩和の効果を実感
できないという人も。
パート従業員の福永千恵美さん。
夫の息子2人の4人家族。
買い物の前には、アプリを使って
セールの情報を確認するのが日課
です。
>>賃金があまり上がらない中では、
節約を心がけるしかないと言いま
す。
>>5年前は日銀が、2年程度で
実現するとしていた、
2%の物価上昇率。
いまだ実現していません。
こうした中で日銀は、今の大規模
な金融緩和策を一部修正。
長期金利の誘導目標について、
現在の0%程度から一定の上昇を容認するなど、
新たな措置を取ることになりまし
た。
>>黒田総裁、いくつかの手当て
と言っていましたけど、こういう
ことですね。
>>一部修正ですね。
>>金融緩和の副作用に配慮して

いくということなんですね。
>>副作用への配慮。
>>どういうことなのか、今夜は
こちらで説明してみたいと思いま
す。
>>車の運転席ですね。
>>そうなんですね。
日銀の大規模金融緩和、大胆です
が、こちらで例えてみたいと思い
ます。
この車、ドライバーは日銀です。
見てください。
物価上昇率2%というゴールを目
指し、猛スピードで車を走らせて
いる。
こちら、
目いっぱいアクセルを踏み込んでる状況なんですね。
具体的にどういうことか、こうい
うことです。
市場から大量の国債を購入する。
国債を日銀、
買いに買い捲って、その代金を市
場に今、ばらまいているわけです
よね。
>>代金がばらまくと市場にじゃ
ぶじゃぶになって、緩和されるこ
とで、経済を刺激されてお金を回
せる。
>>景気がよくなると、こういう
ことなんですけど、日銀は当初、

この2%というゴールに、
2年で到着してみせると断言して
いたんですが、ほら、スピード上
がりましたよね。
>>上がりましたよ。
>>でも実際は見てください、こ
うなんですね。
>>なかなかゴールが近づいた感
じがありません。
>>ちっとも近づいてこないんで