うになればなるほど、いわゆる興
奮状態、アドレナリンが出たりし
て、
体のほうが活性化している。
逆に副交感神経優位というのは、その反対で、体が落ち着いてリラ
ックスして、
まどろんでるというかね。
>>もしアドレナリンが大量に出
ると、
交感神経が優位になり、
画面の右上辺りに点が表示されます。
一方、
リラックスしている状態だと、
副交感神経が優位になり、
画面の下辺りに点が表示されるようになるとのこと。
大田君の普通の状態はこちら。
辛いものを食べると水色の点の位置がどう変わるのか。
そしてこの状態で握力を測ってみ
ると。
>>ちょうど40キロ。
>>辛いものを食べるとパワーアップするでしょうか。
検証に使う料理は、大阪駅前にあ
るお店、
スパイス32のカレー。
実はここ、
辛いもの好きでもギブアップする
ほど、激辛のカレーで有名なんで
す。
このカレーを食べて検証スタート。
>>わっ、
結構辛いな、これ。おいしいんですけどね、
昔からボンカレーは甘口に決めて
ましたからね。
>>いつも仕事でおいしいものば
っかり食べてるでしょう?
頑張んなさい。
>>これ、
ほんま辛いわ。
>>では、
食べ終わったところで、画面を見
てみると。
>>これはもう完全に交感神経優
位の状態が、ずっと持続している
という状態ですね。
興奮状態、
アドレナリンがいっぱい出ている
状態ですよね。
>>アドレナリンが大量に出て、
交感神経がかなり優位になってい
るのが分かりますよね。
では、この状態で握力を測ってみ
ます。
もともと40キロでしたが。
>>おっ!
44キロ。
分かりやすい人間でしたね。
4キロも上がりました。
>>パワーアップするのは、
大田君だけなのか。
激辛カレーを食べるお客さんでも
調査してみることに。
協力していただいたのは、こちら
の4人。
食事前の握力は、
それぞれこのような結果になりました。
それでは激辛カレーを食べると、
変化はあるのでしょうか。
食後に再び計測。
この女性はもともと26キロでしたが。
>>26が29になったから。
>>3キロ?
>>上がりました。
>>さらになんと、
全員握力が強くなるという結果に。
本当にパワーアップするんですな。
辛い刺激の魅力は、それだけじゃ
あないんです。
>>辛いものを食べると、こうこ
つ感、
幸福感が得られるというふうに考
えられますね。
>>辛いものを食べてこうこつ感
?
そこで激辛カレーを食べた1時間
後の大田君をチェックしてみると。
交感神経の働きがかなり抑えられ、
リラックス状態である、
副交感神経側にも広がっているの
が分かります。
食べた直後と比較すると、
違いは明らかです。
>>辛いものを食べてアドレナリ
ンが出ると、
βーエンドルフィンといわれるよ
うな、
痛みを和らげるホルモンが出るん
ですね。
こうこつ感とか幸せな気持ちとか、
そういったものも感じられるようなものなので、
そこが病みつきになるというか、