◆ファンタスティック！◆この辺何かちょっと工場が多い
な。
◆何か、すごいですね。
◆これ、すごいね。
◆すげえー。
◆すげえな。
これはすごい！
これ、すごいで、これ。
◆デカい！
今、まさに…。
熱いわ。
よう平気で行ってんな。
あれ、真っ赤になってるやん！
◆とんでもない温度ですよ。
たたいて伸ばしているんですわ。
あったかいうちに伸ばしてるんで
すよ。
◆だから、何をしてるねんと。
◆だから結局、何かしらの日本を
支えてるんじゃないですか。
あれが何かしらの支えてるやつ…。
◆聞こうや、ちょっと。
◆熱っ！◆事務所行こう、
◆書いてあるわ。
こんにちは。
関西テレビの朝の「よ～いドン！
」という番組で、円広志です、
どうも。
岡本鉄工というのはあそこが工場
になっているんですね。
◆そう。
ここから向こう。
◆赤く燃えた鉄を
ぐわ～っと燃えてましたけど、
何をしてますの？
◆船のエンジンの部品をつくって
るわけ。
◆船のエンジン？
◆やっぱり、日本を何かしら支えてるやつ？
中はすごい…。
ちょっと…。◆ここはええわ。
涼しい。
◆とにも、かくにも。◆あの鉄、熱いところ、大変です。
◆工場の中に入ってください。
◆もう見ましたから。
見ましたから。
あんなん見ても、何してるか、
わからへん。
ペちゃ～ん、やってましたわ。
◆熱々でした。
◆岡本鉄工は、
明治３８年創業の大型精密部品メ
ーカー。
真っ赤になった
熱い鉄の塊から打ち出して、
大型タンカーに搭載する
エンジン部品をつくり上げます。
◆大将、こんにちは。
◆いらっしゃい！
◆割と鉄をつくってるには、
やわらかいね。
◆固めじゃないですね。
◆この方は、どういう方？ベテランですか。
◆お母ちゃん。
◆お母様でいらっしゃいますか。
◆通称、お母さん。
◆お母さん、お母ちゃん。何年働いてらっしゃるんですか。
◆４９年。
もう、やめなはれ。
◆やめる時期はこっちが決めるん
じゃないんですよ。
◆最年長ですか。
◆中堅に毛が生えたぐらい…。
◆またレジェンドが。
会長ですか。
◆部長どこ行きまんの？
部長は、お幾つでいらっしゃいますか。
◆９１ですけど。
◆９１？
使いもんになりまんの？
◆何失礼なこと言うとるんよ！
◆おくれて…。
◆何年働いてらっしゃるんですか。
◆７５年働いてるわ。
◆すごいですねえ。こちらはお幾つでいらっしゃいま
すの？
◆私、８２です。
◆８２？
やめまへんなぁ～。
◆必要なんですよね、レジェンド
が。
◆私ら８２、６０歳から４０とか
いう
間がいないわけ。
◆そうですか。
◆何でここの間はいないんですか。
◆バブルのころなんちゅうのは、
絶対、人が来ない。
世の中に仕事がないよう言うたときに
こんな会社でも来ましょうかって、